トレードデスク株が20%の急騰!第4四半期決算で明るい未来が見えた

トレードデスク(TTD)は2月15日のマーケット終了後、第4四半期決算を発表しました。好業績と今後の明るい見通しを発表したため、決算発表後の時間外取引で株価は20%近く急騰しています。

四半期の業績と期待を超える見通し

トレードデスクは、第1四半期に少なくとも4億7800万ドルの売上高と、約1億3000万ドルの調整後Ebitda(利払い・税引き・減価償却・償却前利益)を見込んでいます。これは、アナリストが予想していた4億5100万ドルの売上と1億1300万ドルの調整後Ebitdaを大幅に上回るものです。

第4四半期の純利益も、前年同期の7100万ドル(1株当たり14セント)から、9700万ドル(1株当たり19セント)へと増加しました。調整後の基準では、1株当たり41セントの利益を記録し、ファクトセット調べのアナリストのコンセンサス予想と一致しました。売上高はアナリストが5億8200万ドルと予想していたのに対し、6億600万ドルを記録しました。

市場の変化とトレードデスクの位置づけ

ジェフ・グリーンCEOは、「当社の業績は、広告主がオープンなインターネットに価値を置きつつあることの証しです」とコメントしています。さらに、「世界有数の広告主は、コネクテッドTV(CTV)やリテールメディアなど、正確でプレミアムな価値を提供するチャンネルやパートナーシップに引き寄せられつつある」と述べ、市場の変化とトレードデスクの重要な役割を強調しました。

この動きは、デジタル広告の世界において、より精密なターゲティングと効果的な広告配信の需要が高まっていることを示しています。トレードデスクが提供するプラットフォームと技術は、広告主にとってますます重要なツールとなっており、その成果が今回の業績に反映された形です。

まとめ

トレードデスクの急騰は、広告技術の進化と市場の成熟を示す重要な指標です。同社の見通しを大幅に上回る業績は、デジタル広告が直面している新たなチャンスと、その中でトレードデスクが果たす役割の大きさを物語っています。

*過去記事はこちら トレードデスク TTD

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