アイブス氏の予測:アップルが2024年に時価総額4兆ドルを突破する可能性

ウェドブッシュ証券のアナリスト、ダン・アイブス氏による最新の分析によると、アップル(AAPL)は来年末までに大きなマイルストーンを達成し、時価総額が4兆ドルに達する見通しだそうです。この成長は、特に中国市場での同社の業績によるものです。

アイブス氏は12月18日付けのノートで以下のように述べています。

我々は、アップルが2024年末までに最初の時価総額4兆ドル企業になると信じています。これは、次の1年間でカリフォルニア州クパチーノに本拠を置く同社が見せる成長のペースと収益化の見込みに基づくものです。

中国市場の状況

中国でのiPhoneに対する政府の影の禁止令に関する懸念が依然として存在するものの、アイブス氏によれば、現時点ではこの問題は十分にコントロール可能で、同地域における同社の需要に影響を与えていないとのことです。

アップルへの評価と時価総額

ウェドブッシュはアップルに対し、「アウトパフォーム」の格付けを与え、目標株価250ドルを維持しています。アップルはダウ構成銘柄の中で最大の時価総額を誇り、その額は3.05兆ドルに達しています。これに続くのはマイクロソフト(MSFT)の2.77兆ドル、ビサ(V)の5310億ドルです。

2023年の株価推移

アップルの株価は2023年に50%あまり上昇しており、S&P 500指数の24%あまりの上昇を上回っています。この株価の上昇は、特に米国と中国市場におけるiPhone 15への強力なアップグレード活動が背景にあり、今後の休暇シーズンに向けて堅調な売上が期待されています。

Apple Watch販売停止の報道

一方で、アップルの株価は18日の市場で0.9%下落しました。血中の酸素濃度を測る機能を巡る米医療器具のマシモとの特許紛争で、米当局がアップルに輸入禁止命令を出したことに対応するため、米国におけるApple Watchの販売が一時的に停止されるとの報道を受けて株価は下落しています。

*過去記事はこちら アップル AAPL

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