ピンタレスト（PINS）の株価が7月17日のアフターマーケットで約3%上昇しました。エバーコアISIのアナリスト、マーク・マハニー氏が同社に対する強気の見方を示したことがきっかけで株価が動いています。
マハニー氏は、デジタル広告市場が安定化し始めていることについて言及し、ピンタレストの業績向上の「証拠が増えつつある」ことを示唆しました。これは、ビル・レディCEOがトップに就任してからちょうど1年の間に行われた業績改善の努力によるものです。
このデジタル広告市場の安定化と業績改善の組み合わせが、ピンタレストにとっての「基本的な変曲点のようなもの」を生み出しました。これにより、「今後2～4四半期で大幅な売上成長の加速と大幅な利益率の拡大がはっきりと見込まれる」とマハニー氏は見ています。
同氏はまた、利払い・税引き・減価償却前利益 （EBITDA)）が「非常に高い二桁」の成長をする可能性があると予測しており、これが株価の「再評価」を引き起こし、投資家がピンタレストに対してより高い評価倍率を割り当てる可能性があると示唆しています。
ピンタレストの株価は、今年に入り27%上昇しています。これは、デジタル広告市場の見通しの改善と企業の業績改善努力が結実し始めていることを示しています。
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