アップルの新商品Vision Pro: なぜ市場から反響が少ないのか?

アップル(AAPL)が最新の拡張現実ヘッドセット、Vision Proを発表しましたが、「新しいiPhone」と同等の反響を市場から得られていないようです。

アップル株の6月6日の終値は前日とほとんど変わらず179.21ドルとなっています。新製品の価格設定が3,499ドルと高価であること、また、新製品の使用方法に対して市場の疑問などのため、株価が動いていないようです。

キーバンク・キャピタル・マーケッツのブランドン・ニスペル氏は、「このイベントに向けた宣伝は行き過ぎた感があり、株式の取引においては、ニュースによって売るための格好のイベントとなった」とコメント。Vision Proヘッドセットから得られるアップルの売上は短期的には「重要ではない」と述べています。

キーバンクは、アップルに対する評価(前回格付けではオーバーウェイト、目標株価180ドル)を維持していますが、他のアナリストたちは、このイベントが株価の上昇期待を抑制する機会になったと見ています。

D.A. ダビッドソンのトム・フォルテ氏は、アップルに対する評価を「買い」から「中立」に引き下げ、目標株価を193ドルから185ドルに引き下げました。同氏は、「ヘッドセットの価格が高く、消費者に訴求するコンテンツが不足しているため、短期的な売上と利益の見通しはわずかしか上がらない」と主張しています。

フォルテ氏は最終的に、「AR/VR製品の発売による良いニュースは、すでに株価に反映されていると考え、アップル株を格下げする」と結論付けています。アップルがVision Proにはサラウンドシステムとハイエンドカメラを備え、最高級のテレビやコンピュータモニターの品質を持つと主張しているものの、顧客がこれらの製品の代替としてヘッドセットにお金を払うとは考えにくいとの見解を示しています。

*過去記事はこちら アップル AAPL

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