データドッグが15%の急騰!第1四半期業績が市場予想を上回る

クラウドアプリケーション監視ソフトウェアメーカーのデータドッグ(DDOG)は、第1四半期の売上と収益が予想を上回ったことで、5月4日の市場で14.52%高の75.4ドルと急騰しました。

データドッグは、前年同期の970万ドル(1株当たり3セント)の純利益に対し、2410万ドル(1株当たり8セント)の純損失を計上しました。調整後のベースでは、1株当たり28セントの利益を上げ、ファクトセット調べのアナリスト予想23セントを上回りました。

売上高は、前年同期の3億6300万ドルから4億8170万ドルに増加し、アナリスト予想の4億6980万ドルを超えました。

バーンスタインのアナリスト、ピーター・ウィード氏は、3月の障害が500万ドルのマイナス影響を及ぼさなければ、データドッグの売上は33%ではなく34%増となり、コンセンサス予想の29%増をさらに上回ったと述べています。同氏は、顧客向けのメモのタイトルに「23年第1四半期:犬小屋から抜け出すか?」と付けています。

データドッグは、3月期に少なくとも10万ドルの経常収益をあげた顧客が2,910社で、前年同期の2,250社から増加したことを強調しました。

第2四半期に関して、同社は売上高が4億9800万ドル〜5億200万ドル、調整後1株当たり利益が27セント〜29セントになると予想しています。ファクトセット調べのアナリストのコンセンサス予想は、売上高が5億200万ドル、調整後EPSが26セントとなっています。

ウィード氏は、第2四半期の売上高見通しが前年同期比約23%の成長を意味し、コンセンサス予想と同じであることを指摘。事前にあった20%から21%程度の見通しになるとの「懸念」を上回ったと述べています。

このように、データドッグの第1四半期業績が市場予想を上回り、第2四半期の見通しも前年同期比で堅調な成長を示していることから、クラウドアプリケーション監視ソフトウェア市場において引き続き競争力を発揮できると期待されています。アナリストたちもそのポテンシャルを評価し、同社の株価にプラスの影響を与えています。

*過去記事はこちら データドッグ DDOG

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