アップル 市場は何かを見落としているとゴールドマンも買い推奨

アップル(AAPL)は「買い」であり、30%以上上昇する可能性があるとし、市場は売上への逆風に焦点を当てすぎているとゴールドマン・サックスのアナリストが述べています。

マイケル・ン氏率いるゴールドマンのアナリストはアップルのカバレッジを開始し、「買い」の格付けと199ドルの目標株価を設定しました(3月3日の終値に対して32%の上昇の余地があることを意味します)。

市場は、同社のインストール・ユーザー・ベースとサービスによる経常収益の伸び、ゴールドマンのアナリストが言うところの「Apple-as-a-Service」の機会にもっと注意を払うべきだと同氏らは主張しています。

アップルの12月期の売上高は5%減の1172億ドルで、2019年以来初めて四半期ベースで減収となりました。ティム・クックCEOはその主な理由として、為替の逆風、Covid-19関連の供給制約(主に中国)、厳しいグローバルマクロ環境の3つを挙げています。

しかしながら、アップルのインストールベースの成長、サービスにおける長期的な成長、新製品のイノベーションは、iPhone需要や家電需要の軟化といった周期的な逆風を「十二分に相殺する」はずだとン氏らは述べています。

こうした逆風、特に製品売上高のダウンが逆にアップルの評価を「魅力的なもの」にしていると同氏はらは指摘し、現在株価は向こう12ヶ月間の利益の24倍で、2020年から2022年の平均27倍、昨年の最高値32倍を下回っていると指摘しています。

ン氏らははまた、今後5年間のアップルの売上総利益の増加の大半をサービスが占めると推定し、「十分な市場シェアを獲得するチャンス」があることも指摘しました。Apple TVやApple Musicを含むApp Storeやコンテンツのサブスクリプションが、短期的には収益に貢献するだろうと見ています。

*過去記事はこちら アップル AAPL

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