アプライドマテリアルズ 決算発表後に株価上昇

半導体製造装置メーカーのアプライド マテリアルズ(AMAT)が11月17日のマーケット終了後に同社の第4四半期決算を発表しました。

10月に終了した四半期の売上高は67億5000万ドルで、アナリストのコンセンサス予想64億5000万ドルを上回りました。調整後1株当たり利益は2.03ドルで、コンセンサス予想の1.73ドルをこちらも上回っています。

現在進行中の四半期の見通しも堅実なものでした。同社は今期の売上高を中間値で67億ドルと見込み、コンセンサス予想の63億5000万ドルを上回りました。

アプライドマテリアルズの社長兼CEOのゲーリー・ディッカーソン氏はリリースの中で、「アプライド マテリアルズは過去最高の業績で年度を力強く締めくくったが、当社は引き続きサプライチェーンの制約を緩和し、顧客の需要に応えるために全力を尽くす」と述べています。

アプライド・マテリアルズは先月、最近導入された米国の中国向け半導体輸出規制を理由に、第4四半期について事前の業績予想が外れる可能性があると警告していました。
アプライドマテリアルズ 中国向け輸出規制で見通しを下方修正

決算発表後の電話会議では、輸出規制により10月期の売上高が2億8000万ドル減少したことが明らかにされています。この規則により、2023年度の売上も最大で25億ドルマイナスになる可能性があるそうですが、政府からライセンスを取得することで、5億ドル〜10億ドルのマイナスになることを目指しているそうです。

アプライドマテリアルズの株価は時間外取引で上昇し、3.83%高の108.45ドルで取引されています(米国東部時間06:48PM)。

*過去記事「株価下落時に買うべき半導体製造装置関連銘柄2つ

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