アプライドマテリアルズ 中国向け輸出規制で見通しを下方修正

半導体製造装置メーカーのアプライド マテリアルズ(AMAT)が10月12日のマーケット終了後に10月末締めの第4四半期決算の売上高が事前予想を下回ると発表しました。

第4四半期の売上高は約64億ドル(プラスマイナス2億5000万ドル)で、前回発表した66億5000万ドル(プラスマイナス4億ドル)を下回る見通しです。

「修正後の売上高見通しは、新たな輸出規制の影響をサプライチェーンの業績改善によって一部相殺したものだ」と同社は発表しています。アプライド マテリアルズは、この新規制により売上高が約4億ドル減少すると推定しています。

また、次の四半期も同程度の売上減少を見込んでいると発表しています。

米国商務省は10月7日、米国の国家安全保障上の利益を保護するため、中国への半導体および半導体装置の輸出に関する新たな規制を発表しました。この規制は、これまでの規制を成文化したもので、輸出が可能な最先端の半導体製造技術について、より具体的な制限を設けています。また、スーパーコンピュータ用部品の輸出に関する新たな規則も制定されています。

下方修正を受けてアプライド マテリアルズの株価は12日のアフターマーケットで一時1.1%下がりましたが、その後持ち直し0.61%減の75.55ドルで取引されています。

*過去記事「アナリストが予想する1年後に株価が大きく上昇する半導体銘柄14

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