アップル 中国におけるiPhone14の需要は予想よりも低調

9月16日に店頭で販売開始されたiPhone 14の売れ行きに関するデータが入ってきています。ジェフリーズのアナリスト、エジソン・リー氏は、新しいデータから、中国におけるiPhone 14の発売後3日間の売上台数は987,000台で、iPhone 13の時よりも10.5%低いと考えているとしています。

iPhone 14の予約には支払い義務が伴わないため、予約レベルが示すほどには需要は強くないかもしれないとリー氏は見ています。

中国はアップルにとって重要な市場であり、米州、欧州に次いで3番目に大きな地域セグメントで、同社の売上高のうち146億ドルを占めています。

ファクトセットの調査によるとアナリストは、アップルの第4四半期の売上は887億ドルで、iPhoneの売上が430億ドル、中国からの売上が148億ドルと予想しています。

リー氏は、これはまだ販売開始後の初期段階のデータポイントであり、iPhone 14の生産と入手の問題によって引き起こされる可能性があると付け加えています。この需要に供給が追いつかない可能性については、ウェドブッシュ証券のアナリスト、ダン・アイブス氏も指摘していました。「アップル iPhone14の需要好調でクリスマスには在庫不足の可能性も

リー氏は「より信頼性の高い判断を行うために、より長い期間をカバーするセルスルーデータを待つ必要がある」と述べていますが、中国国内における携帯電話全体の販売が今年に入って12%減と推定されることから「我々は全体的な需要の見通しに弱気なままだ」として売れ行きに慎重な姿勢を取ることを示唆しています。

*過去記事はこちら アップル AAPL

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