ルルレモン・アスレティカ(LULU)が6月2日、第1四半期決算を発表しました。
売上高は16億1000万ドルで1株当たりの利益は1.48ドルでした。アナリストは15億5000万ドルの売上から1株当たり1.43ドルを得ると予想しており、いずれも上回りました。前年度同期の売上は12億3000万ドル、1株当たり利益1.16ドルでしたので、こちらも上回っています。
通期では、売上高76億1,000万ドル〜77億1,000万ドル、EPSは9.35ドル〜9.50ドルと予想しています。コンセンサス予想では、売上高75億8,000万ドル、EPS9.34ドルとされていました。
株価は通常取引で4.35%上昇した後、時間外で1.05%上昇し305.75ドルとなっています(米国東部時間5:18PM)。
ルルレモンは、スポーツと健康のための衣服に焦点を当てることで、パンデミックの多くの期間中に業績を伸ばすことができました。昨年後半には過去最高の株価を記録し増したが、小売業界全体が大きく下落した影響を受け、過去3カ月で株価は8%以上下落していました。
今回の決算で明らかになったことは、富裕層の消費意欲がまだ旺盛だということです。ルルレモンのターゲット市場である富裕層の消費は、インフレによって他の消費者の購買意欲が低下するようになっても、底堅く推移していることが示されました。この層は、カジュアルな服にもドレッシーな服にもまだお金をかけているようです。
*過去記事はこちら ルルレモン(LULU)