アップルスタート（UPST）の株価が5月4日、10.13%増の94.12ドルと急騰しています（米国東部時間3:42PM）。同社はこの日、セールスフォース・ドットコムとの新たな提携を発表しました。
アップスタートは、セールスフォースとの新しいパートナーシップ「アップスタートAIレンディング・フォー・セールスフォース」を発表し、借り手がカスタマーサービスと電話をしているときやQRコードなど、あらゆるコミュニケーションモードを通じて借り手のローン申し込みを開始できるようにしました。
銀行や信用組合は、セールスフォースを使って、顧客がアップスタート・ローンに申し込むための招待状を作成し、申し込みへの簡単なリンクとともにその顧客に電子メールで送信することができるようになりました。その顧客に関する情報はセールスフォースから取得され、アプリケーションの一部を事前に入力するために使用されます。
「アップスタートAIレンディング・フォー・セールスフォースにより、金融機関は顧客に関するより良い360度のビューにアクセスすることができます。銀行や信用組合は、これまでにないほど顧客を見てサービスを提供できるようになりました。このファイナンシャル・サービス・クラウドとの統合により、金融機関はその規模や地域に関係なく、どこでも最新の個人向け融資体験を提供することができます」とアップスタートの融資パートナーシップ担当上級副社長であるマイケル・ロック氏は声明で述べています。
他のニュースとして、アップスタートのウェブサイトに今年の第1四半期に完全に自動化されたローンの割合が、前四半期の70％から増加し、過去最高の74％であったことを示す記載があることがソーシャルメディアで話題になっています。アップスタートの第1半期決算発表は5月9日に予定されていますが、その前に良い四半期であることを示すものとして注目を集めています。
Upstart AI Lending for @Salesforce offers an AI-enabled digital lending
— Upstart (@Upstart) May 4, 2022
experience across any interaction for lenders and customers to expand
access to credit and simplify the process. Watch below to see how it works:#ailending pic.twitter.com/o8oUA2sZ4M
＊過去記事はこちら アップスタート UPST