スノーフレーク 売上見通しが予想を下回り急落(続報)

こちらの続報です。

スノーフレークCEOのフランク・スロートマン氏は、バロンズとのインタビューで、この四半期は「例外的」だったと述べましたが、最近の他の四半期に比べると、売上がガイダンスを少し下回る程度だったことを認めました。

同氏は、その理由の1つとして、同社の珍しい消費ベースの収益モデル、つまり顧客が使用した計算時間に対して支払うモデルが関係していると述べています。

1月に行われたソフトウェアの調整により、顧客はより少ないリソースで同じワークロードを処理できるようになったとのことで、この調整により、1月のわずか3週間で約200万ドルのコストがかかったと言います。

同氏はによれば、この変更が最終的に会社の利益になるとして「何かを安くすれば、人々はそれをもっと買うようになります」と述べています。かつて1時間単位で販売していた同社が、現在は1秒単位で販売するようになったそうです。

スロートマン氏は、同社がガイダンスに対して保守的なアプローチをとっていることを指摘し、2022年1月期の当初の見通しが80%増だったのに対し、実際の増加率は26%ポイントも高かったことをその事例としてあげています。

また、同社が契約した新規顧客は、まだ参入したばかりで、今のところまったく収益を上げていないと指摘し、今のところプラットフォームを利用した履歴のない顧客からの収益を積極的に予測するつもりはないとも述べています。

スノーフレークは、この日、スノーフレークのプラットフォーム上でデータ可視化アプリケーションを簡単に作成するためのソフトウェアを提供するStreamlit(サンフランシスコ)の買収も発表しました。

この買収を発表したプレスリリースでは明らかにされていませんが、スロートマン氏によると、同社は8億ドルを支払い、そのうちの80%を株式で、残りを現金で支払うとのことです。この買収によって大きな売上は見込めないものの、今年度の営業費用として約2500万ドルが追加されることになり、この費用はすでにガイダンスに反映されているとのことです。

*過去記事はこちら スノーフレーク SNOW

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