デジタルオーシャン 中小企業向けクラウドサービスの力強い成長で株価が急上昇

デジタルオーシャン(DOCN)は2月24日の市場が開く前に堅調な第4四半期決算を発表し、CEOのYancey Spurli氏は、今後何年にもわたって大きな成長が続くと見ていると述べました。

第4四半期の売上は、前年同期比37%増の1億1,970万ドルで、ウォール街のコンセンサス予想である1億1,910万ドルをわずかに上回りました。調整後ベースでは、1株当たり10セントの利益となり、アナリストの予想を1ペニー上回りました。

調整後の金利・税金・減価償却前利益は3,780万ドル、年間ランレート収益(ARR)は4,億9000万ドルで、こちらも37%増となりました。

この決算発表により株価は急騰、この記事を書いている2月24日午後2時10分現在(米国東部時間)では12.66%増の52.86ドルで取引されています。

3月期の売上高は1億2,600万ドルから1億2,650万ドル、非GAAPベースの利益は1株当たり利益が10セントから12セントの見込みで、コンセンサス予想は売上高1億2,620万ドルと1株当たり利益11セントとされていました。

通期では、売上高を5億6400万ドルから5億6800万ドル、非GAAPベースの利益を1株当たり利益を70セントから71セントと予想しています。コンセンサス予想では、売上高5億6,300万ドル、1株当たり利益58セントとされていました。

デジタルオーシャンは、アマゾン・ドット・コムのAmazon Web Services(AWS)のミニ版のようなもので、非常に小規模な企業にクラウドコンピューティング機能を提供しています。

最新の四半期では、顧客1人当たりの平均売上は65.87ドルで、前年同期比29%増となりました。同社の顧客数は現在60万9,000人で、そのうち9万9,000人が月50ドル以上を支払っています。

バロンズとのインタビューでCEOのSpurli氏は、リピーター率を示す純ドル維持率が、前年同期の105%から116%に上昇したことを指摘しています。

同氏は、中小企業にクラウドサービスを提供する機会は非常に大きいと考えており、2024年までに10億ドルの売上を達成し、30%以上の成長を持続させることが長期的な目標だと考えています。

また、同社は決算発表の中で、3億ドルの自社株買い計画を発表しました。これは、上場してわずか1年の企業としては、かなり異例の措置です(つい最近、アップスタート(UPST)も同様のことを行いましたが)。

Spurli氏によると、同社はフリーキャッシュフローがプラスになり、収益性も向上しているそうで、昨年は売上高の6%だったフリーキャッシュフローが、今年は8%から10%に達する見込みだそうです。これは同社の時価総額の約30%に相当するとのことです。

また、クラウドベースのソフトウェア部門における同社の同業他社の多くは、今後数年間はキャッシュフローがプラスにならないとSpurli氏は指摘しています。

Spurli氏は、「デジタルオーシャンが提供する機能は、AWSや同様の大規模プロバイダーが提供するものほど豊富ではないが、よりシンプルなニーズを持つ小規模な顧客にとっては、そうである必要はない」と述べ、そうした大手から移ってくる顧客が毎月のようにおり、そうした顧客は同社を使うことで「より良い体験ができ、コストも大幅に削減できる」と語っています。

*過去記事はこちら デジタルオーシャン DOCN

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