スノーフレーク 新たなアナリストの格上げで上昇

モルガン・スタンレーが、投資家は同社の耐久性と成長の質を過小評価していると述べて同社の株価をアップグレードしたことで、スノーフレーク(SNOW)の株価は2月7日に上昇しました。

アナリストのKeith Weiss氏は、スノーフレーク株を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格付けし、目標株価を344ドルから390ドルに引き上げています。

クラウドデータウェアハウスソフトウェアを提供するスノーフレークは、16ヶ月前に株式公開を終えて以来、アウトパフォームを続けていると、Weiss氏は7日付けのリサーチノートで述べています。

売上高および売上総利益率の予測は、いずれもアナリストの当初のモデルを上回っており、スノーフレークの中核となるデータウェアハウス事業は、過去5回の四半期決算において100%以上の成長を遂げているとのことです。

Weiss氏は、スノーフレークのようなクラウドベースのソフトウェアにデータを統合しようとする意欲がさまざまな分野で高まっていることや、拡大の機会が “素早く結晶化している “ことから、この成長は持続する可能性があると考えています。

同社は、利用の障壁を低くするための技術革新を進めており、他のパブリッククラウドベンダーとの差別化を図っていると同氏は見ています。

また、スノーフレークのフリーキャッシュフローの生成も予定より早く進んでいるとWeiss氏は述べています。同社の12ヵ月後のフリーキャッシュフローは、2023年の第3四半期に損益分岐点を迎えるとしていた同氏の当初のモデルよりも「1年早く」損益分岐点を迎えました。同氏は、スノーフレークの高い定着率を考えると、キャッシュフローは今後もアウトパフォームすると確信しています。

ここ数週間、様々なアナリストがスノーフレークに強気の姿勢を見せており、1月にはバークレイズ、ループキャピタル、ウィリアム・ブレアがスノーフレークをアップグレードしています。

スノーフレークをカバーしている29人のアナリストのうち、19人が「買い」または「オーバーウェイト」、10人が「ホールド」と評価しています。

12月に発表された同社の第3四半期の業績は、投資家に大きな感銘を与え、月初には株価が約15%上昇しました。

スノーフレークの株価は2月7日の市場で+8.87%増の300.17ドルで取引されています(米国東部時間1:26PM)。スノーフレーク株は今年に入り、約14%の下落を記録していました。

*過去記事はこちら スノーフレーク SNOW

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