ドキュサインが10%急騰した理由

予想を下回った四半期決算を発表して暴落したドキュサイン(DOCU)の株価が12月8日、10%を超える上昇をみせています。

12月3日の40%を超える暴落のあと、キャシー・ウッド氏率いるARKインベストメントが買い増しするなど、押し目買いの動きが見られましたが、ドキュサインの今の株価がお買い得だと考える投資家はウッド氏だけではないようです。

注目されるのは、買いに動いたのが、他ならぬ、ドキュサインのCEOダニエル・スプリンガー氏自身であることです。StreetInsider.comが8日に報じたところでは、スプリンガー氏は7日にドキュサイン株を買いに動き、500万ドルを使って138.93ドルから146.91ドルの価格で合計33,675株を取得したとのことです。

何がスプリンガー氏の購入の動機になったのかは定かではありませんが、普通に考えれば、同氏はドキュサインの株を割安であり、時間の経過とともに上昇すると考えて購入したものと推測されます。

8日の株価急騰の背景には、CEOが買いに動いたことが、押し目買いの好機であることを示していると考えた投資家の動きが、どうやらあるようです。

S&P Global Market Intelligenceが収集したアナリストの予測によると、ドキュサインは過去12ヶ月間に4億1800万ドルのフリーキャッシュフローを生み出し、今後5年間でその数字を3倍以上にして、2026年には14億ドル近いFCFを生み出す見込みだそうです。

ドキュサインを5年後のFCFの21倍以下で買うことがお得だと思うなら、ポートフォリオに少し加えてみてもいいかもしれません。

*過去記事はこちら ドキュサイン DOCU

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