ペロトン 下落は続くも買い増し

先週金曜日、11月5日に35%以上も暴落したペロトン・インタラクティブ(PTON)の下落が止まりません。11月8日のマーケットでも一時11%減となる場面もありました。

同社に関しては、これまでにアナリストによる5件の格下げと10件の目標株価の引き下げを記録されています。8日にはArgusからもう1件の格下げとRoth Capitalから1件の目標株価の引き下げ(70ドルに変更)が行われたということです。

ただこれは5日起こったような相次ぐ引き下げと少し中身が違うようです。確かに、Argusはペロトンの格付けをホールドに下げましたが、少なくともArgusの動きに関する記事には、先週のシュティフェル「会社の通期見通しの急速な悪化」を非難し、「より正常な成長ペースを決定するには数四半期かかるだろう」と警告したコメントは含まれていなかったと、このニュースを報じたTheFly.comの記事には書かれています。

このようにウォールストリートの誰もがパニックに陥っているわけではありません。ペロトンの数字は、過去1年間で6億3,400万ドルの純損失を計上し、14億ドル近いマイナスのフリーキャッシュフローを計上するなど、実にひどいものでしたが、例えばニードハムは、ペロトンの目標株価を105ドルに引き下げた上で、「買い」の評価を維持しました。

また、カウエンもほぼ同様に楽観的な見方をしており、「ペロトンのF1Q22の業績は堅調で、売上高は予想通り、EBITDA(金利・税金・減価償却前利益)も予想を上回った」と投資家に伝えています。また、カウエンは、ペロトンの将来性に期待して、実質的には「買い」のレーティングを維持しました。

もしカウエンが正しければ、現在50ドル近辺のペロトン株は1年以内に2倍になる可能性があります。

私も今回の暴落でTotal Gain が-60%を超えることになってしまいましたが、現在の株価はいくらなんでも下がり過ぎだと感じて、同じように押し目買いをして成功したファストリー(FSLY)を売って、ペロトンの買い増しを行いました。

果たして、二匹目のドジョウか、それとも大火傷か。

*過去記事はこちら「ペロトン PTON

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