テラドック 好決算で8%株価上昇

前日に決算発表を行ったテラドック・ヘルス(TDOC)「テラドック 予想を上回る決算発表でも株価は下落」、発表直後は株価が下落していましたが、10月28日の取引では市場が決算結果に素直に反応、終値は前日比7.6%増の149.18ドルと大きく上昇しました。

過去1年間で、資金力のある遠隔医療サービス・プロバイダーの数は爆発的に増えました。しかし、今回の第3四半期の輝かしい業績報告によると、これらの企業は業界トップの企業であるテラドックにとってそれほど脅威ではないようです。

売上高は、前年同期比81%増の5億2,200万ドルとなりました。第3四半期に促進された訪問件数は、前年同期比で37%増加しました。

テラドックは、通年の売上見通しの上限を引き上げませんでしたが、予想範囲を狭めました。現在、同社は2021年の売上が20億1,500万ドルから20億2,500万ドルの間に収まると予想しています。

一般に認められた会計原則(GAAP)によると、テラドックは第3四半期に8,430万ドルの損失を計上しました。調整後の金利・税金・減価償却前利益(EBITDA)は、昨年の3,950万ドルから6,740万ドルへと大幅に増加しました。

また、テラドックは、センティーンおよびCVSヘルスと、テラドックの新しい総合的なプライマリー・ケアサービスであるプライマリー360の提供に関する新たな契約を発表しました。

第3四半期末時点で、少なくとも1つの慢性疾患サービスに登録している患者数は、72万5,000人となりました。これは、前年同期に比べて31%増加しており、多くのクロスセリングが行われています。2つ以上のプログラムに登録している慢性疾患患者の数は、前年同期比3倍の24%に達しました。

テレヘルスサービスを提供する新たな競合他社が複数存在する中で、トップの座を維持することは非常に困難なことになっていますが、昨年10月に慢性疾患専門のリボンゴ・ヘルスを買収したことで、テラドックはその地位を守ることに成功しています。

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