エアビーアンドビー 30%以上の上昇余地あり

カウエンのアナリストであるケビン・コペルマン氏が、エアビーアンドビー(ABNB)の格付けを「マーケットパフォーム」から「アウトパフォーム」に変更したことで、同社の株価は10月12日に上昇しています。コペルマン氏は、目標株価を160ドルから220ドルに引き上げ、11日の終値166.67ドルから30%以上のアップサイドを示唆しています。

コペルマン氏は、業界のコンセンサスは同社の見通しに対してあまりにも保守的だと考えています。

同氏はリサーチノートの中で、エアビーアンドビーは世界の宿泊市場における「ホテルから家へ」というシフトの大きな恩恵を受け、都市部のアパートと別荘の両方に信頼できるプラットフォームを提供するだろうと書いています。

代替宿泊施設が世界の宿泊費に占める割合は、パンデミック前の24%から33%に上昇したと同氏は推定しています。エアビーアンドビーはこの市場を支配しており、2021年には予約総額470億ドルの市場の半分以上をエアビーアンドビーが占めるだろうと計算しています。

同氏は、来年以降の市場予測があまりにも低すぎると主張しています。同氏の予測では、予約総額では市場を20%以上上回り、金利・税金・減価償却前利益(EBITDA)ではコンセンサスを50%以上上回っていると見ていると述べています。

2022年については、エアビーアンドビーの予約総額を650億ドルと予想しており、これは54.4億ドルという世間の評価を大きく上回っています。2023年については、812億ドルと予想していますが、ストリートのコンセンサスは658億ドルにとどまっています。2022年の売上高は85億ドルと見ていますが、コンセンサスは72億ドルにとどまっています。

長期的には、エアビーアンドビーの宿泊市場における全体的なシェアは、今年の8%から2026年には11%に拡大すると見ています。また、2026年には、今年の480億ドルの約3倍となる1260億ドルの予約を獲得し、80億ドルのEBITDA、190億ドル近い売上、8ドル以上の一株利益を達成しているはずだとコペルマン氏は述べています。

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