フェイスブック プレティーンを惹きつける計画を模索

ソーシャルメディア大手のフェイスブック(FB)は、13歳以下の子供向けの製品をより多く開発するという3年間の目標を設定し、これらのユーザーとの長期的なビジネス戦略を模索していたと、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は内部文書を確認して報じました。

米国では、連邦個人情報保護法が13歳未満の子どものデータ収集を禁じています。それにもかかわらず、若年層のユーザーが競合のスナップチャットやTikTokに移行していて苦戦しているためフェイスブックは悪戦苦闘しているようです。

フェイスブックは9月28日付けのブログ記事で、13歳未満の子どもはプラットフォーム上で禁止されており、過去3ヵ月間で60万件の未成年のInstagramアカウントを削除したと述べ、自社の行動を擁護しました。

同社は、4年前に子供向けのMessengerアプリケーションを導入しましたが、これはメッセージングアプリを子供にとってより安全なものにするにはどうすればよいか、親からの意見を取り入れて開発したものだと述べています。

「ウォール・ストリート・ジャーナを含め、競争の激しい空間で事業を展開している企業は、若い世代にアピールする努力をしている」と述べ「競合他社が同じことをしていることを考えると、フェイスブックがこの仕事をしていないとしたら、実際にニュースになるだろう」と自己弁護の論陣をフェイスブックは張っています。

このニュースは、ソーシャルメディアが子どもの精神的健康に与える影響を懸念する親や議員からの圧力が強まっていることを受けて、フェイスブックが子ども向けバージョンのInstagramを構築する計画を一時停止すると発表した数日後に報じられました。

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