ヨガ用品で知られるルルレモン・アスレティカ（LULU） が予想を上回る業績を発表したことを受けて、アナリストによる目標株価引上げが相次いでいます。
ウェルズ・ファーゴは、目標株価を335ドルから410ドルに引上げ、「イコールウェイト」の株式評価を維持しました。
「売上総利益率は堅調で、店舗の生産性は2019年の水準に戻り、デジタルの勢いは厳しい比較対象に対して継続し、四半期累計の勢いは引き続き強く、ルルレモン独自の機敏なサプライチェーンによって需要をほぼ満たすことができている 」とアナリストは書き、同社がガイダンスも引き上げ、以前の60億ドルの目標を上回る見込みであることにも言及しています。
シュティフェルは、目標株価を445ドルから500ドルに引き上げ、「買い」の評価を維持。
カウエンも、目標株価を476ドルから520ドルに引き上げ、「アウトパフォーム」の株式評価を維持しました。アナリストは、「経営陣は、同社のビジネスのペースに大きな自信を持っており、製品ライン、活動、カテゴリー、地域を超えた成長の可能性の初期段階にある。同社の革新的な素材に対する消費者の反応は依然として幅広く、同社のプレミアムな位置付けと継続的な利益拡大の可能性を裏付けている」と述べています。
MKM Partners社のアナリストは、ルルレモンは単なる「パンデミック・プレイ」ではないと指摘しています。「ルルレモンの2Qは我々の予想を大幅に上回ったが、これは（店舗の生産性が2019年のレベルと一致している）店舗の売上が好調だったことが大きな要因だ」と書き、Eコマースの成長にも言及しています。
MKMは、ルルレモンの株を「買い」と評価し、目標株価を419ドルから468ドルに引き上げています。
JPモルガンも「オーバーウェイト」の評価を維持する一方で、目標株価を450ドルから500ドルに引き上げました。
UBSはより慎重な見方。株価は予想される利益成長をすでに折り込んでいるとし、アナリストは、Mirrorの買収がEBITマージンを圧迫すると述べています。 ルルレモンを「ニュートラル」とし、目標株価を375ドルとしています。