ルルレモン(lulu)は6月3日のマーケット終了後に会計年度第1四半期の決算を発表しました。
5月2日に終了した四半期において、ルルレモンの純利益は、前年同期の2860万ドル(1株当たり22セント)から14490万ドル(1株当たり1.11ドル)に増加しました。
調整後の1株当たり利益は、2021年第1四半期に1.16ドル。売上高は、前年同期の6億5,190万ドルから約2倍の12億2,000万ドルとなりました。
売上、調整後の1株当たり利益ともにアナリストの予想を大幅に上回りました。
ファクトセット社がアナリストを対象に行った調査では、売上高11億3,000万ドルに対し、GAAPベースの1株当たり利益は90セント、調整後の利益は91セントというコンセンサス予想が出されていました。
最高経営責任者のカルバン・マクドナルド氏は声明の中で、「第1四半期の業績は、eコマース事業の継続的な拡大と実店舗の回復に支えられ、すべての成長要因において力強さを示した。」とし、「カテゴリー、チャネル、地域を問わず、好調な業績は、新時代への移行に向けたルルレモンの勢いと力強さを示すものだ」と述べています。
2021年第2四半期については、純売上高が13億ドルから13億3,000万ドルの範囲になると予想しています。1株当たり利益は1.05ドルから1.10ドルの範囲、調整後の1株当たり利益は1.10ドルから1.15ドルの範囲になると予想しています。
2022年1月30日に終了する2021年度通期については、純売上高が58億2,000万ドルから59億ドルの範囲になるとし、通期の1株当たり利益は6.52ドルから6.65ドル、調整後1株当たり利益は6.73ドルから6.86ドルの範囲になると予想して、いずれも以前の見通しを引き上げています。