無料公開 プロ厳選の5万ドル ポートフォリオ(まとめ)

モトリーフール社が実際に5万ドルを投資してポートフォリオを構築、運用して読者に紹介するという「エイプリルフール・ポートフォリオ」。4月末にその構成銘柄の全容が明らかになりました。

エイプリルフール・ポートフォリオ

ETF (5): ポートフォリオの20% (各ETFに4%)

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF (VTI)
バンガード・トータル・インターナショナル・ストック・マーケットETF (VXUS)
バンガード・スモール・キャップETF (VB)
バンガード・リアル・エステートETF (VNQ)
バンガード・バリューETF (VTV)

株式(15銘柄):ポートフォリオの75%(各銘柄5%ずつ)

アマゾン・ドット・コム(AMZN)
エッツィ (ETSY)
ピンタレスト (PINS)
ディズニー (DIS)
メルカドリブレ (MELI)
マイクロソフト(MSFT)
ペイパル (PYPL)
バークシャー・ハサウェイ (BRK.B)
インテュイティブ・サージカル (ISRG)
サービスナウ (NOW)
スターバックス(SBUX)
アップル(AAPL)
モンゴDB(MDB)
ショッピファイ(SHOP)
テラドック・ヘルス(TDOC)

現金:5%の現金を保有

ポートフォリオの考え方

全構成銘柄を発表して、モトリーフールのプレミアム投資チームが改めてこのポートフォリオを組成した考え方を述べています。

分散投資の重要性

この1ヶ月間、私たちは分散投資、つまり市場のさまざまな場所に複数の銘柄を保有するというコンセプトを繰り返し強調してきたことにお気づきでしょうか。これは、保有する銘柄数が多ければ多いほど、ポートフォリオのセキュリティ固有のリスクを低減できるという点で重要です。

良い銘柄を所有することは大切ですが、少数の企業しか所有していない場合は、ポートフォリオを不必要なリスクにさらしている可能性があります。そのため、エイプリルフール・ポートフォリオでは、幅広いETFのエクスポージャーに加えて、15の株式ポジションを持っています。「銘柄数が多い=全体的なリスクが低い」からです。

長期間とは?

モトリーフールが推奨する考え方のなかでよく目にするもう一つのことは、「長期的な投資」という考え方です。一般的には、モトリーフールは最低でも3~5年の時間軸を念頭に置いて株式市場に投資すべきだと考えているということです。

それ以前に資金が必要な場合は、その資金を株式に投資すべきではありません。そして、投資のタイムホライズンが長ければ長いほど、投資からプラスのリターンを得られる可能性が高くなります。「時間が長い=損をする可能性が低い」ということです。

証明となるデータ

なぜこのようなコンセプトを重視しているのか、それはデータが示しています。モトリーフールのストックアドバイザーがランダムに選んだ5銘柄で構成されたポートフォリオは、86.4%の確率で5年後にプラスのリターンを生み出しました。

これを25銘柄に増やすと、97%の確率でプラスのリターンを5年後に得ることができました。同様に、同じ25銘柄を1年間だけ保有した場合、プラスのリターンの確率は78.2%となっています。

このデータは分散投資や長期投資がいかにポートフォリオにプラスの効果をもたらすかを示しています。

今後について

モトリーフールは、今後も状況に応じて、このポートフォリオに関する最新情報を提供して行くそうです。

私たちは、この世界初のポートフォリオの最新情報を、数週間後、数ヶ月後、そして数年後にお届けすることを楽しみにしています。

と記事は結ばれています。

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