いったいどこまで上がるんだと思わせたレモネード(NYSE:LMND)ですが1月11日に183.26ドル、前日比 +14.01%で市場が閉まった後、時間外で急落しています。取引値は170.8ドルで終値から6.7%下がっています。
新たに300万株を売り出し
これは1月11日のマーケット終了後、同社が株式の売り出しを新たに行うと発表したため。証券取引委員会に提出したS-1では、同社は300万株の普通株式を売りに出すほか、投資家の需要に応じて67万8,647株を追加で売却するオプションを引受人に付与するそうです。また、レモネードの一部の売出株主は、152万4,314 株を売りに出す予定であることも発表されています。
レモネードは11月上旬の最終四半期報告書の時点で約5,600万株の発行済み株式を保有しており、全ての株式が売却されたと仮定すると(引受人が利用可能な追加割当を含む)、今回の募集は既存株主の株式を約6.5%希薄化させることになると見られます。
明日からは荒れた展開?
1月11日の市場では上場来高値を更新し時価総額が初めて100億ドルを突破したレモネードですが、このニュースで明日から株価は荒れた展開になることが予想されます。
あまりも上がるペースが激しかったので、ここで一服という感じでしょうか。
私は週末いろいろ考えて、どう考えてもこの株価は高すぎると判断。3分の1だけ残して160ドルで11日朝に売却しました。その後183ドル越えるところまで上がって多少後悔するところもあったのですが、このニュースを知って、まあそれほど間違ってなかったと言い聞かせているところです。