レモネード(NYSE:LMND)は12月31日、100万人以上の顧客を獲得したことを発表しました。
人工知能と行動経済学を駆使した保険会社であるレモネードは、業界のリーダーであるステートファーム、オールステート、GEICO、USAAなどよりも15年から45年も早く、業務開始から約1,500日後、約4.25年でこのマイルストーンを達成しました。
最高執行責任者(COO)であり共同設立者であるシャイ・ウィニンガー氏は、こう語っています。
新しい顧客が増えるごとに、当社のシステムはよりスマートになり、アンダーライティングはより良くなり、価格はより正確で公正なものになります。レモネードでは、100万人の顧客は何十億ものデータポイントに変換され、それがAIに送り込まれ、常に成長するスピードで成長しています。量が質を生み出します。
*アンダーライティング 保険リスクを審査、引受または拒絶し、引き受けたリスクに対して適切な保険料を課すために分類すること。
同社の顧客数を増加させた要因の一つは、比較的迅速かつ広範囲に展開したことです。米国では賃貸人、住宅所有者、ペットの健康保険、ドイツとオランダでは内容物保険と賠償責任保険、フランスでは賃貸人保険を提供しています。
レモネードはまだ成長モードにあり、最近報告された四半期の保有保険料は前年同期比でほぼ2倍の1億8,900万ドル。今後さらなる成長が期待されています。世界の保険業界の市場規模は約 5兆ドルと推定されており、成長の余地はたっぷりと残されています。
レモネードの株価は乱高下が激しいですが、これはいいニュースとして受け止められるかもしれません。