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BS余話

AI時代の検索革命:サイト訪問が減っても売上が落ちない理由

人工知能(AI)の普及がオンライン検索のあり方を大きく変えています。特に、ChatGPTなどの生成AIやグーグルの新機能「AI Overviews」の登場により、検索エンジンを経由するサイト訪問が減少する企業が増えています。しかし、興味深いことに、サイトのアクセス数が減っても売上が維持、あるいは増加しているケースが見られます。 アクセス減でも売上増 メキシコのホテルチェーンの例 メキシコのホテルチ […]

金が暴落、銀・プラチナも急落 投資家心理が一変

金市場に大きな衝撃が走りました。10月21日の取引で金価格は1トロイオンスあたり4,087.70ドルまで急落し、過去最大の1日あたり下落額を記録しました。これはドル高と利益確定の動きが重なった結果とされています。金価格の下落幅は5.7%に達し、2013年6月以来の大幅下落でした。 今年の上昇相場から一転 金は年初来で依然として55%以上上昇していますが、今回の急落はその「勢いの持続性」に疑問を投げ […]

GM株が急騰、5年ぶりの大幅上昇へ 投資家が歓迎する理由とは

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の株価が10月21日、15%超の急騰となり、2020年以来の大幅上昇を記録しました。関税コストの見通しが改善し、電気自動車(EV)生産削減の判断が功を奏すると見られていることが背景にあります。 関税コストの圧縮と価格上昇が業績見通しを押し上げ この日の朝、四半期決算を発表したゼネラル・モーターズは、2025年の調整後1株利益見通しを従来の8.25〜10ドルか […]

米政府が支援強化へ 注目のレアアース5銘柄

ウィリアム・ブレア証券は10月20日、注目するレアアース関連株を発表しました。トランプ政権が安全保障上重要と位置づけるレアアース(希土類)分野で、政府が今後も特定企業への出資を拡大する可能性があると伝えています。 米政府がレアアース企業に出資を拡大 ウィリアム・ブレアのアナリスト、ニール・ディングマン氏によると、米政府はすでにネバダ州のMPマテリアルズ(MP)、カナダのリチウム・アメリカズ(LAC […]

AIバブル警報:トライバリエートが警告する11銘柄とは

ウォール街では「株式市場はバブルなのか?」という議論が再燃しています。S&P500は年初来で約15%上昇し、3年連続の強気相場を維持しています。堅調な経済成長とインフレ低下、そして人工知能(AI)ブームが株価を押し上げてきました。しかし、データセンター投資の過熱や民間信用市場のリスクなど、懸念も少なくありません。 トライバリエート・リサーチの創業者アダム・パーカー氏は、特にリスクの高い11 […]

USAレアアースに「買い」評価 アナリストが語る成長の裏側

ウィリアム・ブレア証券は10月20日、USAレアアース(USAR)に対して「買い」評価を付与しました。アナリストのニール・ディングマン氏は、米政府による国内レアアース産業への投資が今後も続くと見ており、同社が長期的な成長の恩恵を受ける可能性が高いと指摘しています。 米政府の支援で注目高まるレアアース分野 USAレアアースは、テキサス州にあるラウンドトップ鉱山の筆頭株主であり、希土類金属の抽出・精製 […]

インデックス投資が最強である理由 プロが挑んでも勝てなかった20年の真実

米メディア「マーケットウォッチ(MarketWatch)」の著名コラムニスト、マーク・ハルバート氏は10月18日付けの記事で、「インデックスファンドがウォール街のプロを凌駕してきた」という興味深い分析を紹介しています。記事によると、もし米国の大学や大学院が20年前に高額なファンドマネージャーを解雇し、単純に低コストの株式・債券インデックスファンドに資金を振り向けていたら、現在は4,680億ドルも資 […]

バロンズが「買い」推奨!AIブーム相場の中で光るコルゲート・パルモリーブ

米投資情報誌バロンズは10月17日付の記事で、コルゲート・パルモリーブ(CL)を「AI相場の中で買うべきディフェンシブ銘柄」として推奨しました。AIや半導体株が市場を席巻する中で、同誌は「AI主導の市場に対する解毒剤(antidote)」と表現し、コルゲートの堅実な事業基盤と安定した配当を再評価するタイミングだと指摘しています。 生活必需品の老舗が再び注目を集める理由 コルゲート・パルモリーブは2 […]

宇宙株ASTスペースモバイルに急ブレーキ バークレイズが異例のダブル格下げ

ASTスペースモバイル(ASTS)の株価は、これまで「月まで届く勢い」と評されるほどの急上昇を見せてきました。しかし、その勢いにブレーキがかかっています。バークレイズ証券のアナリストであるマチュー・ロビリアード氏が10月17日、同社株を「買い」から一気に「売り」へと2段階格下げしたためです。このような“ダブル格下げ”はウォール街でも珍しい動きです。 株価の急上昇と過熱した評価 ASTスペースモバイ […]

オラクル株が急落 AIクラウド成長見通しに市場が複雑な反応

オラクル(ORCL)の経営陣は10月17日、アナリスト向け説明会で今後の業績見通しを発表しましたが、株価は説明後に下落しました。AIサーバーレンタル事業の収益性に関する懸念が再燃した形です。 AIサーバーレンタル事業の利益率を訂正 説明会でオラクルは、AIクラウドサーバーのレンタル事業における契約期間全体の粗利益率が35%であると説明しました。先週に報じられた「14%」という数字は、契約開始前のデ […]

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幸せな生活作りのための米国株投資。
老後資産形成のための試行錯誤の日々を報告していきます。
皆様の参考になれば幸いです。

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