2月3日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年2月3日(火)の米国株式市場は、AI競争激化への警戒感からソフトウエア株が再び売られ、ナスダック総合指数が1.4%下落しました。S&P500も0.8%安、ダウ平均は167ドル安となりました。特に、アンソロピックが法務分野向けに新たなAI機能を投入したことで競争激化が意識され、リーガル・データ系ソフト株が急落しました。一方で、市場では成長株からバリュー株や低ボラティリティ、配当株への資金シフトが進み、テクノロジー内部でもソフトウエアからメモリー関連へ物色が移る動きが見られています。

以下は、3日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

ダヴィータ (DVA)

株価変動: +21.17%
詳細: 腎臓透析サービスを提供する米国のヘルスケア企業です。通期の調整後利益見通しが市場予想を大きく上回り、株価が急騰しました。

テラダイン (TER)

株価変動: +13.41%
詳細: 半導体検査装置やロボティクス向けシステムを手がける企業です。AI関連の計算・ネットワーク・メモリー需要を背景に売上が大幅増となり、先行き見通しも好感されました。

パランティア・テクノロジーズ (PLTR)

株価変動: +6.84%
詳細: データ分析ソフトウエアを提供する米国企業です。AI需要の拡大を背景に、2025年第4四半期の売上が前年比70%増と急成長し、米国商用部門の売上が137%増となりました。
*関連記事「【PLTR決算】民間部門137%増の衝撃!パランティアが「AIの本命」に躍り出た理由

ペプシコ (PEP)

株価変動: +4.93%
詳細: 飲料およびスナックを展開する世界的食品メーカーです。第4四半期の1株利益が市場予想を上回り、100億ドル規模の自社株買い計画を発表しました。

メルク (MRK)

株価変動: +2.18%
詳細: 医薬品やワクチンを展開する米国の製薬大手です。第4四半期決算は市場予想を上回りましたが、通期見通しはやや慎重な内容となりました。


アドバンスト・マイクロ・デバイセズ (AMD)

株価変動: -1.69%
詳細: CPUやGPUを開発する半導体メーカーです。決算発表を控え、様子見姿勢が強まりました。

ファイザー (PFE)

株価変動: -3.34%
詳細: 世界的な製薬大手です。第4四半期決算は予想を上回ったものの、2026年の業績見通しが市場予想を下回りました。

HP (HPQ)

株価変動: -4.09%
詳細: パソコンおよびプリンターを製造するIT機器メーカーです。現CEOがペイパルの新最高経営責任者に指名されたことを受け、株価が下落しました。

NXPセミコンダクターズ (NXPI)

株価変動: -4.51%
詳細: 自動車・産業向け半導体を手がけるメーカーです。決算は予想を上回ったものの、先行き利益見通しが慎重と受け止められました。

IBM(IBM)

株価変動: -6.49%
詳細: 米国のIT・コンサルティング大手です。AIツール台頭によるサブスクリプションモデルを持つソフトウェア企業への不信感から大きく下落しました。
*関連記事「セールスフォース・IBM急落の衝撃。AI時代に「サブスク銘柄」はもう通用しないのか?

セールスフォース(CRM)

株価変動: -6.85%
詳細: CRMソフトウェアの大手企業です。AIツール台頭によるサブスクリプションモデルを持つソフトウェア企業への不信感から大きく下落しました。
*関連記事「セールスフォース・IBM急落の衝撃。AI時代に「サブスク銘柄」はもう通用しないのか?

ランバス (RMBS)

株価変動: -13.42%
詳細: 半導体向けの知的財産と製品を提供する企業です。第1四半期の製品売上見通しが市場予想を下回りました。

ノボ・ノルディスク (NVO)

株価変動: -14.64%
詳細: 肥満症および糖尿病治療薬を主力とする製薬会社です。2026年の売上が前年比で減少する見通しを示したことで急落しました。
*関連記事「ノボ・ノルディスク株が14%急落!2026年「減収見通し」の衝撃とGLP-1市場の終焉

トムソン・ロイター (TRI)

株価変動: -15.67%
詳細: 世界有数のビジネス情報サービス企業です。アンソロピックら法務特化型LLMの台頭により、大きく下落しました。
*関連記事「ソフトウェア・リーガル業界に激震。サブスク型ビジネスの終焉とAIネイティブの台頭

リーガルズーム・ドットコム (LZ)

株価変動: -19.68%
詳細: 法律サービスのためのオンラインプラットフォームを提供する会社です。アンソロピックら法務特化型LLMの台頭により、大きく下落しました。
*関連記事「ソフトウェア・リーガル業界に激震。サブスク型ビジネスの終焉とAIネイティブの台頭

ペイパル・ホールディングス (PYPL)

株価変動: -20.31%
詳細: オンライン決済サービスを提供するフィンテック企業です。決算が市場予想を下回り、決済取扱高の成長鈍化とCEO交代が嫌気されました。
*関連記事「迷走する決済の巨人:ペイパルのCEO交代と決算から読み解く正念場の正体

ガートナー (IT)

株価変動: -20.87%
詳細: IT分野の調査・コンサルティングを行う企業です。通期売上見通しが市場予想を下回り、成長鈍化懸念が強まりました。

*過去記事 株価変動

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