市場を驚かせるアクソンのQ2決算:予想を大きく上回る業績ハイライト

アクソン・エンタープライズ(AXON)の株価が8月8日のアフターマーケットで急騰しています。テーザー銃、ボディカメラ、安全装置の専門メーカーとして知られる同社は、第2四半期決算を発表。業績がウォール街の予想を上回り、注目が集まっています。

株価の動向

  • 8日の通常取引で株価は2.2%の下落でしたが、発表後の時間外取引での上昇率は10%以上。
  • 今年の初めからの株価上昇率は5.9%。S&P500種株価指数の17.2%上昇には及びませんが、堅調な動きを見せています。

第2四半期のハイライト

  • 純利益は1,240万ドル(1株当たり16セント)。前年同期は5,100万ドル(1株当たり71セント)。
  • 調整後の利益は、1株当たり62セントのアナリスト予想を大きく上回る1株当たり1.11ドル。
  • 売上高は前年同期の3億4,300万ドルから3億7,460万ドルに増加、アナリスト予想は3億5,050万ドル。

見通しを上方修正

またアクソンは、通期の売上高見通しを従来の14億4000万ドル〜14億6000万ドルから、15億1000万ドル〜15億3000万ドルに引き上げました。アナリストは14億6,000万ドルと予想していました。これは、新製品のTaser 10Axon Body 4の市場導入が成功し、フリートカメラとソフトウェアの需要が続いていることが背景にあります。

さらに、2017年からAI対応技術を製品に取り入れ始めた同社は、この技術を活用してテープ起こしやビデオ編集、自動ナンバープレート認識製品を強化しています。特に「生成AI対応ツール」への投資が、企業のリードをさらに拡大するとの見解を示しています。

まとめ

アクソン・エンタープライズの好調な業績は、新製品の導入成功とAI技術の効果的な活用によるもの。企業の今後の動向に注目が集まる中、投資家や業界関係者からの期待も高まっています。

*過去記事はこちら アクソン AXON

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