半導体メーカーのマーベル・テクノロジー（MRVL）が3月2日の市場終了後に会計年度第4四半期の決算を発表しました。業績は予想を上回ったものの、予想を下回るガイダンスを示したことから株価はアフターマーケットで9%近く下落しています。
第4四半期の売上高は14億2000万ドルで前年同期の13億4000万ドルから増加、アナリストのコンセンサス予想の14億ドルを上回りました。調整後の1株当たり利益は46セントで、前年の50セント、コンセンサス予想の47セントを下回っています。
第1四半期については、中間値で13億ドルの売上高、調整後の1株当たり利益が中間値で29セントの見込みを示しましたが、コンセンサス予想の売上高13億8000万ドル、1株当たり利益42セントをいずれも下回りました。
「在庫調整とそれに伴う製品ミックスの変化が、第1四半期の売上高および売上総利益率のガイダンスに影響を与えているが、在庫レベルが正常化し、マーベル特有の成長要因が加速する2024年度後半には、こうした逆風が収まると予想している」と、CEOのマット・マーフィー氏は声明で述べています。
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