AMD 2023年の半導体株のトップピックに 

  • 2022年12月16日
  • AMD
AMD

モルガン・スタンレーの半導体アナリスト、ジョセフ・ムーア氏は12月15日、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)を2023年の「トップピック」として推奨しました。同氏は「オーバーウェイト」の格付けと77ドルの目標株価を再度提示しています。同氏の以前のトップピックはラム・リサーチ(LCRX)でした。

「AMDは製品ロードマップを実行し続けており、そのサーバーロードマップは、1年の間に技術的なリーダーとしての地位を明らかに向上させた」と同氏は評価しています。

ムーア氏は、AMDは近年、サーバー・プロセッサー市場全体をアウトパフォームしており、この傾向は2023年も続くと見ています。同社の最新サーバーチップは、来年初めに発売されるインテル(INTC)の次期製品を上回るだろうと同氏は予測しています。

「AMDが第4世代(サーバー)EPYCの製品サイクルを確実に実行している一方、(インテルの)Sapphire Rapidsはまだ商業的に発売されていないため、インテルよりAMDが好ましい」と同氏は書いています。

また、パンデミック後のサプライチェーン問題が解消され、2023年に同社のサーバーチップを製造するための生産能力が向上することも、AMDにとって有利に働く可能性があります。

AMDは11月、パソコン需要の低迷を理由に、12月期の売上見通しを予想を下回る内容で提示しました。決算説明の電話会議でAMDの経営陣は、来年のデータセンター用半導体事業には供給制約が生じないとの見通しを示しています。

*過去記事はこちら「AMD

最新情報をチェックしよう!
>

幸せな生活作りのための米国株投資。
老後資産形成のための試行錯誤の日々を報告していきます。
皆様の参考になれば幸いです。

CTR IMG