オンライン旅行代理店関連銘柄は、9月四半期に堅調な成長を記録しました。エクスペディア(EXPE) は22%の増収を記録し、ライバルのブッキング・ホールディングス(BKNG)も29%の増収、エアビーアンドビー(ABNB )も29%の増収を記録しています。
しかし、高いインフレ率とマクロ経済環境の軟化によってこのセクターが影響を受けることが避けられないとの投資家の懸念が高まっています。このような中、ベアードのアナリストであるコリン・セバスチャン氏は11月22日、「インフレと景気後退の圧力による自由裁量の旅行支出に対するリスク」を理由に、エアビーアンドビーの格付けを「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に引き下げました。
エアビーアンドビーの長期的成長と市場シェア拡大について同氏は依然として強気ですが、同氏は短期的な見通しを懸念しています。個人消費の軟化に対して「エアビーアンドビーが免責されることはないと想定している」と書いています。
同氏はまたエアビーアンドビーの目標株価を120ドルから100ドルへの引き下げも行いました。エアビーアンドビーの11月22日の終値は0.45%安の95.28ドルとなっています。
*過去記事はこちら エアビーアンドビー ABNB