アマゾンは投資家必携の銘柄とアナリストが主張

第2四半期決算報告を踏まえ、アマゾン(AMZN)は「投資家にとって必携の銘柄となった」とR5 キャピタルのリサーチアナリスト、スコット・マシュキン氏が主張しています。

「私たちの意見では、アマゾンは再び、そのビジネスモデルがいかにユニークであるかを証明し、投資家が同株式を保有する必要がある理由を示した」と同氏はリサーチノートに書いています。

同社の競争優位性は、「複製不可能」な流通・物流ネットワークにあると同氏は考えており、顧客はアマゾンの当日または翌日配達サービスへの依存度を高めており、プライム会員資格は「欲しいもの」ではなく「持たなければならないもの」になっているとしています。このため、会費の値上げは消費者の間でかなり評判が悪く、それはアマゾンの第2四半期決算でも証明されていると同氏は述べています。

アマゾンの最高財務責任者であるブライアン・オルサフスキー氏は投資家との電話会議で、「我々はプライム・プログラムの結果に満足している。プライム会員とその維持は依然として強力であり、その変化は我々の期待を大きく上回っていると思う」と語っています。

第2四半期の売上は7%増の1,212億ドルで、ウォール街のコンセンサス予想と同社のガイダンスレンジを上回りました。不況が広告予算に与える影響への懸念が他のハイテク企業を揺るがしているにもかかわらず、広告収入は87億ドルで安定的に推移しています。

マシュキン氏は、プラットフォーム上の広告効果に関する独自の調査から、アマゾンの広告サービスが競合他社に対するもう一つの優位性であると考えています。

とはいえ、同社はマクロ経済的な逆風から依然として圧力を受けており、アナリストは今年いっぱいの収益性と利益率の見通しを引き下げたと、マシュキン氏は書いています。同氏は、「買い」のレーティングと173ドルの目標株価を維持しています。

ファクトセットによると、同社を担当する53人のアナリストのうち、94%が「買い」、4%が「ホールド」、2%が「売り」と評価しています。

*過去記事はこちら アマゾン AMZN

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