アマゾン 第2四半期決算へのアナリストの反応

アマゾン 売上が予想を上回り株価高騰」でお伝えしたアマゾン(AMZN)の第2四半期決算の内容についてのアナリストの反応です。


RBCのアナリストであるブラッド・エリクソン氏は、リサーチノートに「まさに強者が求めていた四半期となった」と書き、株価のアウトパフォーム評価を継続し、目標株価を144ドルから175ドルに引き上げました。為替調整後で同社はトップラインで10%成長しており、現在のマクロ経済の停滞によるダメージはほとんど見られなかったとしています。

アマゾンは最近、物流ネットワークの拡大のために積極的な投資を行い、その成果が出始めているとし、「投資サイクルから収穫期への移行は、懸念していたよりも順調に進んでいる」とエリクソン氏は書いています。


BofAグローバル・リサーチ のアナリスト、ジャスティン・ポスト氏は、アマゾンの加速する成長が希少価値を与えていると指摘していますが、「2022年に加速ストーリーを見つけるのは難しい」として、第3四半期の売上高成長率を15%と予想しています。同氏は引き続き「買い」で評価し、目標株価を2ドル引き上げ170ドルとしました。


パイパー・サンドラーのアナリスト、トーマス・チャンピオン氏は「我々はこの場面ではアマゾンの買い手だ」と書き、同株式の格付けをオーバーウェイトとし、目標株価を170ドルから175ドルに引き上げました。「売上の加速が思ったより勢いよく起こっている」と評価しています。


シュティフェルのアナリスト、スコット・デビット氏の今期に関するノートは、「Amazon Dot Bottomed」というタイトルでアマゾン株が底を打ったことを示唆しています。同氏は「買い」のレーティングを繰り返し、目標株価を185ドルから200ドルに引き上げました。

「マクロの圧力、FXの逆風、オンライン・オフライン両方の小売業者から出ている最近の警戒感が、決算報告に向かうセンチメントに影響を与えたと思われるが、中核のeコマース事業は安定化の兆しを見せている」と同氏は書き、経営陣は、インフレの中でもコストをコントロールできることを示し、拡張計画を減速させ、生産能力をより需要に近づけるようにしたと評価しています。


決算報告を受け、少なくとも12人のアナリストが目標株価の引き上げを行なっています。

*過去記事はこちら アマゾン AMZN

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