オン・セミコンダクター 過去最高の売上高で株価上昇

  • 2022年5月3日
  • 2022年5月3日
  • BS余話

自動車用および産業用半導体のプロバイダーであるオン・セミコンダクター(ON)が第1四半期決算を発表しました。

第1四半期の調整後利益は1株当たり1.22ドルとなり、アナリストが予測した1.05ドルを上回り、経営陣の従来のガイダンスも上回りました。

売上高は、前年同期比31%増の19億5,000万ドルで、コンセンサス予想である19億1,000万ドルを上回り、自動車・産業機器市場の成長により42%増となり、3月期として過去最高となりました。売上総利益率は過去最高の 49.4%に拡大しました。

オン・セミのCEOハサン・エル・クーリー氏は、次のように述べています。「当社の重点戦略は、オン・セミのマージンと成長プロファイルに持続的な成果をもたらし、自動車および産業用エンド市場が当社の売上の65%を占めるようになりました。オン・セミは、今後5年間で、自動車および産業用機器の売上高比率が約75%に上昇すると見込んでいます」。

第2四半期については、1株当たり1.20〜1.32ドルの利益を見込んでおり、アナリストの予想1.05ドルを上回る見込みです。アナリストのコンセンサスでは19億2,000万ドルとされていますが、6月期の売上高は19億7,000万ドルから20億7,000万ドルの範囲になると予想されています。売上総利益率は48.5%から50.5%の範囲になると予想されています。

株価は5月2日に3.24%上昇し53.8ドルで取引されています(米国東部時間3:10PM)

*過去記事「オン・セミコンダクター 業績と見通しが予想を上回り8%上昇

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