ペイパル アナリストの格上げで上昇

決済技術を提供するペイパル(PYPL)は、BMOキャピタルのアナリストにより「アウトパフォーム」にアップグレードされ、1月3日の市場で上昇しています。

BMOのアナリストであるJames Fotheringham氏は、1月3日付けのメモで「PYPLは、競争、マクロ経済の動向、事業構成が成長と利益に与える影響について不確実性を抱えていると考えているが、成長と利益の感度分析によると、評価リスクは現在、上向きに偏っている」と書いています。同氏のこれまでの格付けは「マーケットパフォーム」でした。ただ、目標株価は278ドルから224ドルに引き下げています。

株価は前営業日比2.38%増の193.07ドルで取引されています(米国東部時間12:21PM)。

Fotheringham氏はメモの中で、「年末の税務上の損失のための売りによる圧力は終わり、投資家は現在、評価のために、より正常化された2023年の推定値に注目している」と書き「決済技術関連の銘柄は、来年に向けて建設的に準備されていると考えている」と述べています。

同氏は、サプライチェーンの問題や、景気刺激策が弱まる中での消費者によるオフライン消費への移行などを理由に、決済技術関連銘柄の評価を下げていましたが、今回のアップグレードの評価のように方針を転換したようです。

また、同氏は同じ、決済技術関連銘柄の中で、ヌベイ(NVEI)とグローバル・ペイメンツ(GPN)の購入も推奨しています。

*過去記事はこちら ペイパル PYPL

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