エッツィとグローバルeオンラインが感謝祭に向けて絶好調

感謝祭の前日である11月24日、エッツィ(ETSY)とグローバルeオンライン(GLBE)が絶好調でした。エッツィは前日比6.22%増、グローバルeオンラインは15.75%増と高騰しています。

エッツィ

工芸品や手作り品のマーケットプレイスであるエッツィは、ウォール街の複数のアナリストから好意的な評価を得たことが株価の上昇につながりました。

シティのアナリストは、エッツィの目標株価を75ドル引き上げ、320ドルとしました。「パンデミック対策の進展に伴い、買い物客が行動を変え始めたとしても、エッツィは貴重なブランド認知度を得ることができたため、今後数年間は順調に推移するだろう」と述べ、買いの評価を繰り返しています。

さらに、シティは、エッツィが売上を上げ続ける能力を示すことで、投資家がエッツィに高い評価を与えることを期待しています。

ウェドブッシュも好意的な評価をしています。目標株価を46ドル引き上げて310ドルとしました。同社はわずか1ヶ月前にエッツィにアウトパフォームの評価を与え、目標株価を195ドルから264ドルに引き上げたばかりで、エッツィに対する楽観的な見方を強めています。

アナリストは、eコマース全般に強い見方をしており、従来の小売業者がサプライチェーンの問題に直面している中で、エッツィの販売者によるよりオーガニックな商品は、マーケットプレイスに優位性をもたらすはずと見ています。

エッツィでは最近、販売者の数が増え、広告収入も増え、配送のパフォーマンスも向上しており、これらのポジティブな要因がサービスの価値を高めています。ホリデーシーズンに向けて、エッツィの株価は好調に推移しています。

*過去記事はこちら「エッツィ ETSY

グローバルeオンライン

電子商取引企業であるグローバルeオンラインが戦略的な買収を行ったことで、株主は同社の将来に期待を寄せています。

グローバルeは、新興ブランド企業の国境を越えた取引のための電子商取引ソフトウェアに特化したフロー・コマースを買収すると発表しました。

同社は、この買収により、一部の小口マーチャントの顧客が、これまで利用できなかったグローバルeのサービスを利用できるようになると考えています。

重要なのは、この買収によってグローバルeとショッピファイ(SHOP)との関係が深まる可能性があることで、グローバルeは実際にショッピファイの裁量でショッピファイから7,000万ドルの追加投資ができるワラントを発行しました。

グローバルeは、フローに対して5億ドルを支払いますが、その半分は現金、半分は株式で支払われます。さらに4,500万ドルの業績連動型ワラントによる株式報酬の可能性もあり、両社は2022年の第1四半期に取引を完了する予定です。

グローバルeは5月に上場したばかりで、株価の変動が激しいですが、高成長分野に集中しているため、今後も成長を続け、株主の忍耐力に報いる余地は十分にあると思われます。

*過去記事はこちら「glbe」の検索結果

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