テラドック・ヘルス(TDOC)の株価は11月3日、前日比4.66%アップの154.29ドルの終値となりました。この日は一時5.4%アップする場面もあるなど、株価は終始堅調でした。
同社に直接関係する何かニュースがあったわけではありません。株式市場全体が上昇したことによる、つれ高と思われることと、先週の四半期決算のポジティブな発表を受けて、機関投資家が株を買っている可能性もあります。
先週テラドックが発表した第3四半期の業績が好調だったことに端を発して、ヘルスケア関連株全般が勢いづいています。
10月27日の決算発表以来、テラドックの株価は11%以上も上昇しました。機関投資家がある銘柄に参入する場合、数日、時には数週間に渡って買い付けを行うことが多いため、今回もそのような動きがあるのかもしれません。
投資家がテラドックに期待しているのは短期的な業績ではありません。本当に重要なのはテラドックの成長見通しであり、その見通しは明るいようです。
テラドックは、通年の売上を 20 億 1,500 万ドルから 20 億 2,500 万ドルの間になると予想しています。この範囲の中間値であれば、前年比で85%の成長となります。これは、同社がパンデミックで揺らいだ2020年に素晴らしい業績を達成したことを考えると、特に素晴らしいことです。
来年はさらに良い年になるかもしれません。全米第5位の医療保険会社であるHCSCとの契約が1月に発効します。また、新しいバーチャルプライマリーケア製品プライマリー360が成長の原動力になることが期待されています。
*過去記事はこちら「テラドック TDOC」