ネットフリックス 9月期決算発表

10月19日の市場が閉まった後、ネットフリックス(NFLX)の2021年7〜9月期決算が発表されました。

ネットフリックスの第3四半期の売上高は、前年同期比16.3%増の74億8,000万ドルで、同社のガイダンスに沿ったものでした。

利益は1株当たり3.18ドルで、ウォール街のコンセンサス予想である2.56ドルを大きく上回りました。

営業利益率は23.5%で、前年同期の20.4%から上昇しましたが、6月時点の25.2%からは低下しました。

同社によると、当四半期のフリーキャッシュフローは1億600万ドルのマイナスでした。

ネットフリックスは、12月期の売上高を16.1%増の77億ドル、1株当たりの利益を80セントと見込んでいますが、新規コンテンツへの支出を強化しているため、営業利益率は6.5%に縮小するとしています。

通年のキャッシュフローは収支均衡、2022年以降はキャッシュフローがプラスになると予想しており、2022年通年の営業利益率は20%かそれより少し良い程度になるとしています。

第4四半期に440万人の新規加入者を獲得し、全世界の加入者数を2億1,360万人に増やしました。これは、同社の予測である350万人を上回る数字です。

9月期にさらに850万人の新規加入者を見込んでおり、ウォール街の現在の予想である840万人をわずかに上回る見込みです。

同社は、株主への手紙の中で、「第4四半期のコンテンツがこれまでで最も充実したものになると期待しており、1年を締めくくることができて大変うれしく思っていますが、その分、コンテンツ費用が大きくなり、営業利益率が低下しています。」と述べています。

ネットフリックスは、第4四半期に20万株、約1億ドルの自社株買いを行いましたが、最近のM&Aの影響で自社株買いのペースは遅くなっています。

今回発表した四半期の売上成長は、有料会員数が9%、会員1人当たりの平均収入が7%増加したことによるもので、為替レートの影響を除くと5%の増加となります。

当四半期の加入者数の増加は、アジア太平洋地域での220万人の純増と、EMEA(欧州、中東、アフリカ)での180万人の純増によるものです。

また、ネットフリックスは、「イカゲーム」が、配信開始後4週間で1億4,200万のメンバー世帯が視聴し、これまでで最も視聴された番組になったと発表しました。「イカゲーム」は、米国を含む94カ国で同サービスのNo.1番組となっています。

同社は、コロナの新たな波がないと仮定して、「2022年には、2021年に比べてオリジナル作品の数が増え、年間を通じてバランスの取れたリリーススケジュールとなり、より正常化する」と予想しています。

ネットフリックスは、今後、視聴率を報告する際には、世帯数ではなく視聴時間を重視する予定だと述べています。また、視聴率に関するデータをより頻繁に報告する予定です。

「視聴時間で測定されるエンゲージメントは、当社のタイトルの全体的な成功と会員の満足度を示す指標として、やや優れていると考えています。また、外部サービスによるテレビ視聴の測定方法と一致しており、再視聴についても適切に評価しています。さらに、会員の皆様や業界がストリーミングの世界での成功をより適切に評価できるように、タイトルの評価指標を決算報告以外にも定期的に発表する予定です」と同社はレターの中で述べています。

今回のレターには、9月27日までにネットフリックスで最も視聴された映画とシリーズのデータが含まれています。このデータは、リリース後28日間で計測され、アカウントと視聴時間の両方でソートされています。このデータは、先月開催されたCodeカンファレンスで初めて公開されました。

2つの指標の違いは以下のとおりです。

アカウント数では、「ブリジャートン家 シーズン1」(8,200万アカウント)、「Lupin/ルパン パート1 」(7,600万アカウント)、「ウィッチャー シーズン1」(7,600万アカウント)が上位3位にランクインしています。

発売後28日間の視聴時間を見ると、最も視聴されている番組はこちらも「ブリジャートン家 シーズン1」(6億2500万時間)です。第2位と第3位は、「ペーパー・ハウス パート4」(6億1,900万時間)と「ストレンジャー・シングス3」(5億8,200万時間)となっています。

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