ウーバー アナリストのポジティブ評価相次ぐ

ウーバー・テクノロジーズ(UBER)の株価は9月21日、同社が第3四半期に黒字化できると発表したことで大幅に上昇しました。「ウーバー 第3四半期に黒字化できるとの発表で急騰

これを受けてアナリストの同社に対する評価が相次いで出ていますので、ご紹介します。


JPモルガンのアナリストであるダグ・アンマス氏は、同社が発表した第3四半期の調整後の金利・税金・減価償却前利益(EBITDA)を2,500万ドルの赤字から2,500万ドルの黒字に変更したことはポジティブサプライズであると述べています。同氏は、7月と8月の調整後EBITDAがプラスになると予想しています。

アンマス氏は、オーバーウェイトのレーティングと72ドルの目標株価を設定していますが、第4四半期前半の調整後のEBITDA見通しが損益分岐点から1億ドルの間であることについては、経営陣の保守主義を反映している可能性が高いと考えているため、投資家はあまり深く考えるべきではないとしています。


BofA証券のアナリスト、ジャスティン・ポスト氏は21日、調整後のEBITDAが予定通り、あるいは前倒しでプラスになれば、同社のビジネスモデルに対する投資家の懸念を払拭できると書いています。同アナリストは、最近のレベルでは株価が売られすぎているとし、「買い」の評価と64ドルの目標株価を設定しています。

同氏はまた、「過去2週間でアクティブドライバーが5%増加していることは、ドライバーの供給環境が正常化し、モビリティーの収益性が向上していることを示唆しており、サージ・プライシングも5月以来の低水準に正常化している」と書いています。


モルガン・スタンレーのアナリストであるブライアン・ノワク氏は22日に、第4四半期に乗車率、フードデリバリーの予約件数、収益性が改善し、ウーバーがラストマイル配送や食料品配送などへの増額投資に傾注できるようになると予想しています。同氏は、オーバーウェイトの評価と72ドルの目標株価を掲げています。

同氏はまた、「ウーバーのライドビジネスは、現在評価されている以上の収益性を実現する可能性が高い」とし、「基本的に、ライドシェアは非常にキャッシュフロー生成性の高い事業であり、ウーバーの[2020年度に約10億ドルのコスト削減]により、さらにキャッシュフロー生成性が高まった」と書いています。

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