次の10倍株はこれ! エッツィとピンタレスト

企業の将来性を左右するものは数多くありますが、その中でも最も重要なものの一つが売上高の伸びです。トップラインの勢いが強いということは、価値のある製品やサービスの指標となることが多く、顧客のためにその価値を創造する企業は、その株を所有する人々の人生を変えるようなリターンを生み出す可能性があります。

驚異的な売上の成長を遂げており、株主を億万長者にしてくれる可能性がある銘柄をモトリーフールがピックアップしていましたので、ご紹介します。

エッツィ(ETSY)

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エッツィの使命は、商売を人間的なものにすることです。

エッツィのグローバルマーケットプレイスは、クリエイティブな売り手と、手作りや特殊な商品を求める買い手を結びつけます。

この戦略により、エッツィはライバルとの差別化を図り、アマゾンのような電子商取引の巨人に対抗することができました。

昨年のパンデミックは、エッツィの成長に拍車をかけ、多くの消費者、特にフェイスマスクを必要としている消費者にとって、エッツィは有名な存在となりました。

実際、エッツィは2020年に前年比107%増の103億ドルの商品総売上高(GMS)を記録し、今では米国第4位のEコマース市場となっています。

その規模の大きさは、エッツィのビジネスを支えるフライホイールを回転させる、とてつもない強みとなっています。

より多くの消費者がエッツィで買い物をすれば、売り手はより多くの潜在的な買い手から利益を得ることができ、より多くの売り手がエッツィに商品を出品すれば、買い手はより多くの商品から利益を得ることができます。

この好循環により、エッツィのエコシステムが拡大し、在庫が多様化し、大型小売店との差別化が図られています。そして、それがトップラインの力強い成長につながっているのです。

 

指標2018年第1四半期(TTM)2021年第1四半期(TTM)年平均成長率
アクティブ・バイヤー200万人470万人33%
アクティブ・セラー3,470万人9,070万人38%
売上高4億6,530万ドル20億ドル64%

 以上のような素晴らしい指標にもかかわらず、エッツィのこれまでの実績はその可能性の表面をなぞったに過ぎません。

実際、経営陣は2023年までにエッツィのTAM(Total Addressable Market)を4,370億ドルとしていますが、関連する小売カテゴリーのオフライン販売を含めると2兆ドルにまで拡大します。つまり、エッツィのTAMは、Eコマースの普及に伴って成長し続けるはずです。

さらに、経営陣の見積もりでは、世界の6つの市場しか考慮していないため、地理的な拡大によってエッツィのTAMはさらに上昇する可能性があります。そのために、エッツィは最近、世界で最も急速に成長しているeコマース市場であるインドに参入しました。

現在のエッツィの売上は、同社のアドレス可能な市場の1%にも満たないものです。しかし、新たな買い手と売り手を獲得して規模を拡大し続けることができれば、エッツィは現在の時価総額240億ドルから10倍に成長する可能性があると思われます。

ピンタレスト(PINS)

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ピンタレストは、インスピレーションを得るための場所です。

ユーザーが編集したメディアコンテンツとビジュアル検索エンジンが融合しており、おいしいレシピや夏の流行ファッション、南の島への旅行の計画のヒントなど、人々が夢を描いたり新しいアイデアを発見したりするのに役立っています。

また、人工知能やコンピュータビジョンを活用することで、ユーザーごとにパーソナライズされたサービスを提供しています。また、ユーザーが増えれば増えるほど、ピンタレストはより多くのデータを収集し、予測能力を高めることができます。

ピンタレストは単なる検索エンジンでもなく、単なるソーシャルプラットフォームでもありません。人々が欲しいものを、それを表現する言葉がなくても見つけることができるツールなのです。

このような性質を持つピンタレストは、ブランドが消費者にリーチするのに最適な場所でもあります。

人々はインスピレーションを求めてピンタレストを訪れるので、デジタル広告はこのプラットフォームに有機的にフィットし、体験を豊かにします。

その広告は、他のソーシャルメディアと比較して2倍のROI(投資収益率)を実現しています。広告主はこれに注目し、ピンタレストのプラットフォームへの支出を増やし始めました。

その結果、業績は大きく伸びています。

指標2018年第1四半期(TTM)2021年第1四半期(TTM)年平均成長率
月間アクティブユーザー数2億3,900万人4億7,800万人26%
売上高5億2,100万ドル19億ドル54%

 

なぜピンタレストにはこれほどの可能性があるのでしょうか。現在の時価総額460億ドルはフェイスブックの20分の1に過ぎませんが、そのユニークなプラットフォームは、ブランドが消費者にリーチするのに適しています。

人々はアイデアを求めてピンタレストを訪れます。つまり、買い物目的で訪れることが多いのです。その結果、ピンタレストは昨年、プラットフォーム上でショッピングツールを利用するユーザー数が200%増加しました。

さらに、ピンタレストは、ポジティブでブランドセーフな環境を構築することに注力しており、分断をあおるようなコンテンツやヘイトスピーチのそばに広告が表示されることはまずありません。これは、他のソーシャルプラットフォームではできないことです。

ピンタレストの月間アクティブユーザー数が今後も順調に伸びていけば、広告主にとってピンタレストの価値は高まっていくはずです。

デジタル広告市場は、2024年までに6,450億ドルに達すると言われており、ピンタレストは今後10倍に成長する可能性があると思います。だからこそ、投資家はこの成長株をポートフォリオに加えることを検討すべきなのです。

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