量子革命の幕開け?IBMが“耐障害性”量子チップを発表

2025年11月12日、アメリカのIBM(IBM)が量子コンピュータ向けの新しいチップを発表しました。1つは「Loon(ルーン)」という実験用チップで、これまで難しかった“エラーを自動で直す”仕組みを初めて実現したものです。もう1つの「Nighthawk(ナイトホーク)」は、これまでで最も高性能なチップで、120個の量子ビット(情報を扱う単位)を持っています。IBMは2030年までに「エラーが少な […]

次世代原子力オクロ、DOE承認で前進も赤字決算が重荷に

AIの普及や電力需要の増加を背景に、「次世代原子力」やSMR(小型モジュール炉)への関心が高まっています。特に、オープンAIのサム・アルトマン氏が支援することでも知られるオクロ(OKLO)は、市場の期待を一身に集め、2025年は株価が一時400%も高騰するなど、注目度の高い銘柄です。 そのオクロについて、米投資情報誌バロンズ(Barron’s)が最新の動向を報じました(2025年11月 […]

AMDが新成長戦略を発表、エヌビディアを追撃するAIパワーとは

AI半導体市場でエヌビディア(NVDA)を猛追するアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が11月11日に開催された「アナリスト・デー」で、非常に強気な中長期の業績見通しを発表しました。株価は年初来で既に2倍近く上昇していますが、この新たな目標はさらなる上昇の根拠となり得るか注目が集まっています。 EPS「20ドル超」の衝撃 特に注目されているのは、同社のCFOが示した「年間EPS(1株当たり […]

11月11日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2025年11月11日(火)の米国株式市場は、ダウ平均が550ドル上昇し、過去最高値で取引を終えました。景気堅調を示す経済指標を背景に、エネルギーや金融株など景気敏感セクターが買われました。一方で、エヌビディアなどの半導体株や一部のビッグテック銘柄が売られ、ナスダック総合指数は下落しました。 以下は、11日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。 パラマウント・スカイダンス (PSKY) […]

パランティアに迫る?ビッグベアAIが防衛AIで急成長

AIソフトウェア企業のビッグベアAI・ホールディングス(BBAI)が2025年第3四半期決算を発表しました。米投資情報誌バロンズによると、同社の決算は市場予想を上回り、純利益が黒字に転じました。これは同社にとって史上2度目の四半期黒字となり、収益構造の改善が進んでいることを示しています。AI関連企業の中でも、実際に利益を出している点が投資家の注目を集めています。 防衛AI分野の「Ask Sage」 […]

テスラ株は「AIへの期待」が先行? アナリストが指摘する収益化の課題

テスラ(TSLA)の株価は、もはや単なる電気自動車メーカーとしてだけでは測れなくなっています。イーロン・マスクCEOが打ち出す「ロボタクシー」や人型ロボット「オプティマス」といったAI戦略への期待が、その企業価値を大きく押し上げているからです。 しかし、これらのAI事業は、本当に現在の株価に見合う価値を生み出しているのでしょうか? こうした中、米国の投資情報メディア「マーケットウォッチ」(2025 […]

AIバブル懸念に冷静な声、BofAの「懐疑こそ健全」の論理

2025年11月に入り、エヌビディア(NVDA)をはじめとするAI関連のハイテク株が乱高下し、調整局面を迎えているとの見方が出ています。「AIバブルも終わりか」といった不安の声も聞かれますが、こうした市場の「懐疑論」を異なる角度から分析する見方が出ています。 米投資情報誌バロンズが報じた、バンク・オブ・アメリカ(BofA)のアナリスト、ヴィヴェック・アリア氏の分析がその一つです。 同氏は、AI投資 […]

コアウィーブ決算:好調も株価下落。「データセンター遅延」は買い場となるか?

AIインフラの注目企業、コアウィーブ(CRWV)の2025年第3四半期決算が11月10日に発表されました。売上・利益ともに市場予想を上回る好調な内容でしたが、株価は時間外取引で6%下落するという反応を見せています。 理由は「データセンター遅延」という短期的なネガティブ・サプライズです。 これは投資家にとって、「AI需要の力強さ(長期的な好材料)」と「供給の遅れ(短期的な悪材料)」が混在する典型的な […]

11月10日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2025年11月10日(月)の米国株式市場は、米政府機関の一部閉鎖(シャットダウン)終結への期待を受け、ナスダック総合指数が2.3%上昇し、5月以来の最大の上げ幅を記録しました。上院では民主党議員8人が共和党とともに暫定予算案の採決を進め、合意成立の見通しが高まりました。ハイテク株やAI関連銘柄を中心に買いが入り、取引終盤には幅広い銘柄に上昇が波及しました。 以下は、10日に注目され、株価が大きく […]

エヌビディア株が反発。背景にTSMCとの生産能力強化の動き

エヌビディア(NVDA)の株価が週明け11月10日の市場で反発し、直近5日間の下げ幅を取り戻す動きを見せました。10日の終値は5.79%高の199.05ドルでした。この背景には、AI半導体の旺盛な需要に応えるための供給体制強化への期待があるようです。 米投資情報メディア「バロンズ」の報道によると、エヌビディアのジェンスン・フアンCEOが台湾を訪問し、主要な製造パートナーであるTSMCの経営陣と会談 […]

>

幸せな生活作りのための米国株投資。
老後資産形成のための試行錯誤の日々を報告していきます。
皆様の参考になれば幸いです。

CTR IMG