インフレにも弱気相場にも強い。配当株が投資の軸になる理由

市場が不安定な局面では、安全資産である国債に資金が向かいがちです。しかし投資の歴史を振り返ると、配当株は弱気相場でも安定性を維持しながら、長期では国債を上回るリターンを生み出す場面が少なくありません。 本記事では、投資経験に関わらず理解しておくべき「配当株の本質的な強さ」を、データの背景や投資理論を踏まえ整理します。 配当株が幅広い投資家に支持される理由 配当株の魅力は、「配当がもらえる」以上に、 […]

中東がAI覇権へ本気モード:電力インフラが変えるデータセンター戦争

脱石油戦略を進める中東・湾岸諸国が、人工知能(AI)向けのデータセンター整備に本格的に乗り出しています。AIの普及が加速する中で世界的に電力不足が深刻化するなか、エネルギー資源の豊富な地域が主導権を握りつつあります。 AI時代の最大の制約となる「電力不足」 米国をはじめとする主要国では、AI向けデータセンターの新設ペースが電力インフラ整備のスピードを大きく上回っています。高性能GPUを大量に稼働さ […]

100万円から始める米国投資(5年目第46週の結果)

これから米国株をはじめたい!そんな方の参考になればと始めた「100万円運用ポートフォリオ」です。2020年12月24日からスタートして5年目を迎えました。その第46週の運用結果です。ポートフォリオの考え方などはこちらをご覧ください。ここにある通り当初は1年間で終わる予定でしたが、期間を延長(当面の目標は5年間)して運用を続けていきます。 5年目第46週(2025/11/10-2025/11/14) […]

11月14日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2025年11月14日(金)の米国株式市場では、ナスダック総合が一時1.9%下落しましたが買い戻しが入り、4月以来最大の反転となり最終的に0.1%上昇しました。ダウは309ドル安、S&P500は小幅安。専門家は相場の集中、高バリュエーション、景気指標の弱さ、FRB内部の見解の分裂などから3〜5%の調整を警戒。一方でヘルスケア、金融、公益、REIT、小型株には買い場があるとの見方が出ています […]

AIブームの第2章:次に来るのは「電力インフラ株」の時代

AI市場の拡大とともに、エヌビディア(NVDA)やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)といった半導体株が注目を集め続けています。しかし、AIが急成長するほど存在感を増している課題があります。それが「電力不足」です。AIデータセンターが必要とする電力は膨大で、すでに米国では供給が追いつかないケースが増えています。 米投資情報誌バロンズ(Barron’s)は、2025年11月14日付の記事で、 […]

レアアース覇権争いの中心へ:MPマテリアルズに起きている変化

レアアース大手のMPマテリアルズ(MP)の株価は、直近1か月で42%下落した一方、年初来では269%上昇しています。これほど激しい値動きが続く背景には、同社が中国との地政学リスクの影響を強く受ける事業を展開している状況があります。 中国がレアアースの輸出規制を示唆した10月初旬には株価が急騰し、その後、米中間の緊張がやわらいだことで押し戻されました。この動きから、レアアース市場が依然として中国の発 […]

アップル株の二面性:AI投資負担の少なさが光と影を生む構造を解説

テック株の調整が続く中で、アップル(AAPL)は相対的に下落を抑える動きを見せています。短期的には、これが大きな強みとして働いています。その背景には、AI投資の規模が比較的小さく、他の大型テックのように巨額の設備投資を拡大していないという特徴があります。アマゾンやアルファベット、メタなどが数百億ドル規模でAI投資を積み増す一方、アップルの投資額は控えめで、市場が過熱しやすいテーマから一定の距離を置 […]

マイクロン株に再評価の波:モルガン・スタンレーが“トップピック”に選んだ本当の理由

米メディア「マーケットウォッチ」がマイクロン・テクノロジー(MU)に関する以下の情報を報じています。 分析と考察:マイクロンの“再評価”が進む根本要因とは? マイクロンがモルガン・スタンレーの“トップピック”に選ばれるのは、単なる業績回復やサイクル要因ではありません。今回の評価ポイントは、AI時代における「メモリ市場の構造変化」です。 DRAM価格の上昇は一時的ではない DRAMのスポット価格はす […]

11月13日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2025年11月13日(木)の米国株式市場は、テクノロジー株の売りが波及し、1か月ぶりの大幅下落となりました。ダウは798ドル安、S&P500は1.7%下落、ナスダックは2.3%下落。テスラやエヌビディアなど「マグニフィセント7」が軟調で、AI株やリスク資産に売りが拡大しました。金利先安観も後退し、米2年債・10年債利回りが上昇。政府閉鎖を巡る不透明感も重しとなりましたが、市場参加者の間で […]

サークル株に強気評価。J.P.モルガンが目標株価を引き上げた理由とは?

米投資情報誌「バロンズ」がサークル・インターネット・グループ(CRCL)に関する以下のニュースを報じています。 分析と考察 USDCの「オンプラットフォーム残高急増」は何を意味するのか? 今回最も注目すべきは、USDCのオンプラットフォーム残高が11億ドル → 91億ドルと8倍以上に跳ね上がった点です。この数字は、単純な発行量増ではなく、「金融機関・大手パートナーの内部でUSDCが本格的に使われ始 […]

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幸せな生活作りのための米国株投資。
老後資産形成のための試行錯誤の日々を報告していきます。
皆様の参考になれば幸いです。

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