IPO後10倍に急騰したサークル株、過熱感をアナリストが警告

2025年6月に新規上場を果たしたステーブルコイン「USDC」の発行企業、サークル・インターネット・グループ(CRCL)の株価が過熱気味だという警告が出ています。7月8日、米国みずほ証券のアナリスト、ダン・ドレブ氏が「アンダーパフォーム」の初期評価を発表し、目標株価を85ドルと設定しました。これは前日の終値207.46ドルから59%以上下回る水準です。 IPO後に一時10倍まで上昇した株価 サーク […]

オラクルがクラウドで躍進へ、大型契約が示すAI時代の成長戦略とは?

2025年7月、米ソフトウェア大手のオラクル(ORCL)が発表した一連のクラウドサービス契約が、投資家やアナリストの注目を集めています。とりわけ、年間300億ドル超の売上を生む可能性のある取引の存在は、同社の長期成長シナリオに対する信頼性を大きく高める要因と見られています。 クラウド契約が示す「転換点」 米証券会社ジェフリーズのアナリスト、ブレント・スリル氏を中心とするチームは、今回の発表を「同社 […]

7月8日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

7月8日(火)の米国株式市場はまちまちの展開となりました。トランプ前大統領が「関税の発動を8月1日に実施する」と発言したことで、市場は一時的に緊張感を強めました。以下は、8日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。 モデルナ (MRNA) 株価変動: +8.83%詳細: モデルナはmRNA技術を基盤とした医薬品の開発を行うバイオテクノロジー企業です。特に新型コロナウイルスワクチンで世界的 […]

インテル株が急騰、背景に大規模レイオフ計画

米半導体大手のインテル(INTC)が、米オレゴン州で大規模な人員削減を実施することが明らかになりました。これは、同社が進めている全社的なレイオフ計画の一環であり、最終的には全従業員の約20%が対象になると見込まれています。 オレゴン州で529人を恒久的に削減 インテルが規制当局に提出した書類によると、今回の人員削減は7月15日から開始され、オレゴン州アロハおよびヒルズボロにある拠点で合計529人が […]

モデルナ株が急騰、製薬業界に波乱の数日間──新税制と規制変更が影響

2025年7月8日、米国株式市場でモデルナ(MRNA)の株価が大きく上昇しました。背景には、トランプ大統領が署名した新たな税制法案や、ワクチン政策をめぐる訴訟、製薬業界への保護主義的な発言など、複数の重要な要因が絡んでいます。 モデルナに追い風となった新税制 注目すべきは、7月5日に成立した米国の大型税制・歳出法案です。この中には、「米国内での研究開発費の即時償却」を可能にする条項が盛り込まれてお […]

コアウィーブが急成長の果てに直面する評価の変化──アナリストが相次ぎ格下げ

AIクラウドサービスで注目を集めてきたコアウィーブ(CRWV)に対し、ウォール街では慎重な見方が広がりつつあります。バロンズが2025年7月8日に報じたところによると、同社がデータセンター・パートナーであるコア・サイエンティフィック(CORZ)の買収を発表したことで、複数のアナリストがコアウィーブ株を格下げしました。 データセンターを「借りる」から「持つ」へ コアウィーブはこれまで、エヌビディア( […]

データドッグ株が急落、グッゲンハイムが「売り」に格下げ──オープンAIの離脱が業績に影響か

クラウドベースの監視およびデータ分析プラットフォームを提供するデータドッグ(DDOG)の株価が7月8日の米国市場で大きく下落しました。背景にあるのは、グッゲンハイム証券による投資判断の引き下げと、主力顧客の離脱リスクです。 グッゲンハイムが「売り」に格下げ、目標株価は105ドルに 米証券会社グッゲンハイムのアナリストチームは、データドッグ株の投資判断をこれまでの「中立」から「売り」に引き下げ、目標 […]

「量子のエヌビディア」を目指すイオンキューが10億ドル調達、新たな商業化ステージへ

米国の量子コンピューティング企業であるイオンキュー(IONQ)が、商業化に向けて大きな一歩を踏み出しました。2025年7月7日、同社は1株あたり55.49ドルで約10億ドルの株式発行を行い、約9億7850万ドルの純収益を得たと発表しました。これは直近の終値に対して25%ものプレミアムを付けた価格となっており、調達後の手元資金は約16億8000万ドルに増加します。 ベンチマーク社アナリストが目標株価 […]

AI時代の勝ち組?IBMがビッグテックを凌駕する理由

2025年、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM)の株価は年初から大きく上昇し、他のビッグテック株を上回る好調なパフォーマンスを記録しています。株価の上昇率は33%に達し、メタ・プラットフォームズ(META)の23%、マイクロソフト(MSFT)の18%、エヌビディア(NVDA)の17%超、アマゾン・ドット・コム(AMZN)の1%強を大きく引き離しています。一方、アップル(AAPL)は1 […]

エヌビディア株に再なる上昇余地、シティが目標株価を190ドルに引き上げ

米シティリサーチのアナリスト、アティフ・マリク氏は2025年7月7日、エヌビディア(NVDA)の目標株価を180ドルから190ドルに引き上げました。7日現在の株価から約20%の上昇余地があると見ており、AI(人工知能)関連の市場拡大がその背景にあります。 データセンターAI市場は2028年に5,630億ドル規模に マリク氏によると、エヌビディアが主力とするデータセンター向けAIチップの市場規模は、 […]

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幸せな生活作りのための米国株投資。
老後資産形成のための試行錯誤の日々を報告していきます。
皆様の参考になれば幸いです。

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