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BS余話

【続報】クレド・テクノロジーの成長予測がエヌビディアに肉薄、9月の分析を裏付ける最新データ

beikoku-stock.comでは、2025年9月8日の記事にて、AIインフラの隠れた主役としてクレド・テクノロジー・グループ(CRDO)を取り上げ、「AIインターコネクト(相互接続)分野のリーダー」としての可能性を分析しました。*過去記事「クレド・テクノロジーの市場における位置付けと将来展望」 あれから約2ヶ月半が経過し、2025年11月22日付のマーケットウォッチの記事にて、以前の分析を強 […]

ビザとマスターカードが本気になった「ステーブルコイン」戦略:守りから攻めへの転換点

米国決済の巨人であるビザ(V)とマスターカード(MA)が、暗号資産(仮想通貨)、特に「ステーブルコイン」の領域で急速に事業を拡大しています。これまで「静観」とも取れた両社の動きですが、ここ数ヶ月で明らかにフェーズが変わりました。 米テック系メディア「The Information」の最新報道から読み取れる事実をベースに、両社の戦略転換と今後の投資価値について分析します。 1. 「中抜き」リスクに対 […]

スターリンク急成長でも地上キャリアが消えない理由:最新データで読み解く通信の未来図

「衛星インターネットが普及すれば、地上の携帯キャリアは不要になるのではないか?」 スターリンクやASTスペースモバイル(ASTS)といった宇宙関連企業の躍進を目の当たりにし、このような懸念を抱く投資家も少なくありません。しかし、最新の市場動向と企業の戦略を深く分析すると、そこには「対立」ではなく、互いの弱点を補い合う強固な「共存関係」が浮かび上がってきます。 今回は、2025年11月22日のマーケ […]

米国GDPの92%がAI依存…その裏で高まる「レアアース危機」とMPマテリアルズの重要性

米国株式市場において、AI関連銘柄への投資はもはやコンセンサスとなっています。しかし、多くの投資家が半導体メーカーや巨大IT企業の設備投資額に注目する一方で、その足元にある重大な供給リスクは見過ごされがちです。 今回は、最新の現地報道に基づき、米国経済が抱えるレアアースという構造的な弱点と、その中で唯一無二のポジションにあるMPマテリアルズ (MP)の重要性について考察します。 米国経済は「AI一 […]

イーライ・リリーが時価総額1兆ドル突破!ヘルスケア初の偉業は通過点なのか?

米国市場において、新たな歴史が刻まれました。イーライ・リリー(LLY)が製薬会社として史上初めて時価総額1兆ドルの壁を突破しました。 多くの投資家が注目するのは「ここがピークなのか、それとも通過点に過ぎないのか」という点でしょう。抽出された客観的事実に基づき、同社の現在の立ち位置と将来性を分析します。 1. 「テック企業並み」の評価が示唆する構造変化 まず特筆すべきは、イーライ・リリーが米国企業と […]

AI時代の本命エネルギー株?原子力発電のコンステレーション・エナジーが描く新成長シナリオ

米国エネルギー省は、コンステレーション・エナジー(CEG)が進める スリーマイル島1号機の再稼働計画に対して、10億ドル規模の融資支援を行う方針を明らかにしました。この原子炉は約8年間停止していましたが、2027年に運転を再開する予定です。さらに、この再稼働にはマイクロソフト(MSFT)との電力購入契約が関係しており、供給先が明確である点も特徴的です。 AIデータセンター向けの安定電源として原子力 […]

米国×サウジ連携で浮上するMPマテリアルズの地政学的価値

レアアース関連企業の中で、MPマテリアルズ(MP)はここ数年で存在感を大きく高めています。今回、新たにサウジアラビアで精製施設を共同で立ち上げる計画が公表され、投資家からの注目が一段と強まりました。これは、鉱物資源をめぐる世界的な戦略変化を象徴する動きと言えます。 以下では、公表された事実を踏まえて、MPマテリアルズの将来性を整理します。 米国・サウジの協力が示す「供給網の再構築」 11月19日に […]

売上わずか38万ドルで急騰?クォンタム・コンピューティング株に何が起きたのか

米国市場では時折、決算の数字自体は小さいにもかかわらず、株価が大きく反応する銘柄が現れます。 バロンズの11月17日の報道によると、量子コンピューティング企業のクォンタム・コンピューティング (QUBT)がまさにその典型的な動きを見せました。 今回は、このニュースを題材に、まだ黎明期である量子コンピュータ銘柄をどのように評価すべきか、投資家の視点から整理・解説します。 ニュースの概要:数字の「中身 […]

ロビンフッドが「現金当日配送」を開始。真の狙いは富裕層囲い込みか

ロビンフッド(HOOD)が配送アプリのGopuffと組み、現金を当日に自宅へ届けるサービスを開始しました。ニューヨーク市で先行導入され、利用にはロビンフッド・ゴールド会員であることが条件です。配送時間は約30分、料金は2.99〜6.99ドルとされています。2026年には主要都市へ拡大する計画も明らかになっています。 このサービスは一見すると「便利な新機能」に見えますが、背景にはロビンフッドが狙う顧 […]

関税撤廃で利益率が改善?食品・飲食株に再注目すべき理由

米国のインフレ高止まりが続く中、多くのセクター、特に食品・外食関連企業は深刻な原材料コストの高騰に直面しています。投資家にとっても、各社の利益率(マージン)の悪化は悩ましい問題でした。 そんな中、2025年11月15日、企業のコスト構造に直接影響を与える可能性のあるニュースが報じられました。 報道:一部の輸入農産品の関税を撤廃 米国の投資情報誌バロンズ(11月15日付)によると、トランプ大統領は金 […]

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幸せな生活作りのための米国株投資。
老後資産形成のための試行錯誤の日々を報告していきます。
皆様の参考になれば幸いです。

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