10月2日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2025年10月2日(木)の米国株式市場は政府閉鎖2日目にも関わらず上昇し、S&P500とナスダックは今年30回目、ダウは10回目の最高値を更新しました。ナスダックは0.4%上昇、S&P500は0.1%、ダウは0.2%上昇。エヌビディアなどAI関連株も続伸。経済指標の発表が停止される中、投資家は代替データやワシントンの動向に注目。市場では10月15日以降まで閉鎖が続く確率が47%と見られています

以下は、2日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

リゲッティ・コンピューティング (RGTI)

株価変動: +18.59%
詳細: リゲッティ・コンピューティングは、量子コンピュータの開発を手がける米国企業です。2025年10月1日に、量子コンピュータ2台に関する570万ドルの受注を発表し、株価は過去最高値の35.81ドルを記録しました。

フェア・アイザック (FICO)

株価変動: +17.98%
詳細: フェア・アイザックは、FICOスコアで知られるクレジットスコア提供会社です。新たに、信用調査会社を経由せずにスコアへアクセスできる価格モデルを導入すると発表し、アナリストは今後の利益成長を20〜25%と予測しています。

コディアックAI (KDK)

株価変動: +14.60%
詳細: コディアックAIは、AI技術を活用した自動運転トラックの開発企業です。ジョージ・ソロス氏率いるSoros Fund Managementが同社の5.7%を取得したことが報じられ、投資家の関心を集めました。

ブリッシュ (BLSH)

株価変動: +11.68%
詳細: ブリッシュは、仮想通貨取引所を運営する企業で、2025年8月にNYSEに上場しました。10月8日より暗号資産のオプション取引を開始する計画を発表し、株価は上昇しました。

エヌビディア (NVDA)

株価変動: +0.88%
詳細: エヌビディアは、AI向けGPUで業界をリードする半導体メーカーです。オープンAIやインテルとの提携などを背景に、年初来で41%の上昇となっており、この日も最高値を更新しました。

テスラ (TSLA)

株価変動: -5.11%
詳細: テスラは、電気自動車の設計・製造・販売を行う米国企業です。第3四半期の納車台数は49万7099台で、前年同期比では増加しましたが、年間累計では5.9%減少となり、株価は下落しました。
*関連記事「テスラ納車数が過去最高でも株価急落?その理由とは

オキシデンタル・ペトロリアム (OXY)

株価変動: -7.31%
詳細: オキシデンタル・ペトロリアムは、石油・ガスの開発を行うエネルギー企業です。化学部門OxyChemをバークシャー・ハサウェイに97億ドルで売却する発表がありましたが、短期的な懸念が強まり株価は下落しました。

リヴィアン・オートモーティブ (RIVN)

株価変動: -7.39%
詳細: リヴィアン・オートモーティブは、電動SUVとピックアップトラックを製造するEVメーカーです。第3四半期の納車台数は予想を上回ったものの、通年見通しを引き下げたことで株価が下落しました。

フェルミ (FRMI)

株価変動: -11.53%
詳細: フェルミは、AI向けデータセンターに天然ガスおよび原子力由来の電力を供給するインフラ企業です。IPO初日に55%の急騰を記録しましたが、この日は反動で28.78ドルまで下落しました。
*関連記事「フェルミ株が連騰!AIインフラ新興企業の正体とは?


*過去記事 株価変動

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