AIブームで恩恵を受ける9銘柄!マイクロソフトやメタの巨額投資が追い風に

2025年7月31日、米メディア「バロンズ」は、マイクロソフト(MSFT)とメタ・プラットフォームズ(META)の好決算とともに、データセンター関連企業に追い風が吹いていると報じました。両社はAI対応インフラの拡張を目的に、数百億ドル規模の設備投資を行っており、これにより特定の企業の売上拡大が期待されています。

今回は、その恩恵を受けると報じられた9つの銘柄を紹介します。

エヌビディア(NVDA)

AI向けGPUの開発で知られる半導体大手です。マイクロソフトやメタが進めるAIクラウドサービスには欠かせない存在であり、データセンター向けの需要増加が業績に直結しています。
*過去記事はこちら  エヌビディアNVDA

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)

エヌビディアのライバル企業で、AIチップや高性能プロセッサを提供しています。AI需要の高まりに伴い、データセンター向け売上が伸長しています。
*過去記事はこちら  AMD

ブロードコム(AVGO)

AI関連の半導体およびネットワークソリューションを手がけており、クラウド・データセンター事業からの売上比率が高まっています。
*過去記事はこちら ブロードコム AVGO

バーティブ・ホールディングス(VRT)

電源や冷却設備など、データセンターのインフラに必要なハードウェアを提供しています。売上の大部分をデータセンター分野が占めています。
*過去記事「バーティブが決算で市場予想を圧倒!株価が急騰した理由とは

イートン(ETN)

多様な電力管理製品を手がけており、その中でデータセンター向け売上も成長中です。全体の売上のうち、10%強をこの分野が占めているとされています。
*過去記事「イートン株、成長計画発表と買い推奨格上げで上昇

キャリア・グローバル(CARR)

空調システムを製造する企業で、データセンター向けHVAC(冷却設備)の需要増加が見込まれています。
*過去記事「米国製造業株が今安い!関税ショックで狙うべき注目12銘柄

ジョンソン・コントロールズ(JCI)

ビル向け設備のグローバル企業で、空調やセキュリティ機器などを幅広く提供しています。データセンター関連の売上は全体の1割程度とされています。

アリスタ・ネットワークス(ANET)

データセンター向けのネットワークスイッチやルーターを手がけるネットワーク機器メーカーです。高性能製品のニーズが増加しています。
*過去記事「アリスタ・ネットワークス株はまだ買い時か?バロンズが注目するその理由

アンフェノール(APH)

幅広い分野でコネクタを提供する企業で、データセンターでも採用が進んでいます。全体の売上の中では小さな比率ですが、重要な部品を担っています。
*過去記事「【バロンズ推奨】アンフェノールは今が買い時?AIブームで成長を続けるコネクターメーカー

今後の注目ポイント

これらの企業は、マイクロソフトやメタといったビッグテックの設備投資拡大によって中長期的な成長が期待される分野に位置しています。AIインフラの整備が加速するなかで、関連ハードウェアや部材を供給する企業には引き続き注目が集まりそうです。

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