デジタルオーシャンの株価急上昇!第4四半期決算がアナリスト予想を大きく超えた理由とは?

クラウド・テクノロジー企業のデジタルオーシャン(DOCN)は、2月25日の米国市場が開く前に発表した第4四半期決算でアナリストの予想を上回る結果を出し、株価が11%上昇しました。2月18日には52週高値の47.02ドルを記録し、過去1年で9.43%の上昇となっています。

純利益は前年同期比増、アナリスト予想を上回る

デジタルオーシャンの2024年第4四半期の純利益は1,830万ドル(1株当たり19セント)で、前年同期の1,590万ドル(1株当たり17セント)を上回りました。ファクトセットの調査によると、アナリストの予想は920万ドル(1株当たり16セント)だったため、予想を大きく上回る結果となりました。

売上は2億490万ドルとなり、前年の1億890万ドルから増加しました。アナリスト予想の2億600万ドルにはわずかに届かなかったものの、堅調な成長を維持しています。

顧客単価の向上と契約維持率の改善

デジタルオーシャンは、顧客一人当たりの平均売上が205.75ドルとなり、前年同期比で14%増加したと発表しました。また、純ドル維持率(NRR)は前四半期の97%から99%へと上昇し、既存顧客の契約継続率の改善が見られました。

2025年第1四半期と通年の見通し

デジタルオーシャンは、2025年第1四半期の売上を2億700万ドル〜2億900万ドルと見込んでいます。また、調整後の1株当たり利益は41セント〜46セントになると予想しています。アナリストのコンセンサス予想は、売上2億770万ドル、調整後利益42セントとなっています。

2025年通年の売上予測は8億7,000万ドル〜8億9,000万ドルとしています。アナリストの予想は8億7,770万ドルとなっており、概ね市場の予測と一致する見込みです。

デジタルオーシャンの今後の展望

デジタルオーシャンの決算はアナリストの期待を上回り、株価の上昇要因となりました。クラウド市場は引き続き拡大しており、同社の成長も堅調に推移しています。顧客単価の上昇や契約維持率の改善が続けば、今後の業績も好調を維持する可能性が高いと思われます。

投資家にとっては、今後の市場環境や競争状況を注視しながら、デジタルオーシャンの成長戦略に注目していくことが重要となります。

*過去記事はこちら デジタルオーシャン DOCN

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