12月27日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

12月27日(金)の米国株式市場ではほぼすべての銘柄が売られ、主要指数は軒並み下落しました。特に ナスダック総合指数 は、ビッグテック株や半導体株の売却圧力を受けて大きく下げました。
以下は、27日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

テスラ (TSLA)

株価変動: -4.95%
詳細: テスラは電気自動車(EV)のリーディングカンパニーであり、再生可能エネルギー製品も展開しています。株価は5%下落し、木曜日の1.8%下落を拡大しました。今年の株価は74%上昇しています。来週発表予定の第4四半期納入台数は51万台前後と予測されていますが、目標である51万5000台には届かない見通しです。
*関連記事「テスラ株価が5%下落!金利上昇と自動車業界への影響を徹底解説

スーパー・マイクロ・コンピュータ (SMCI)

株価変動: -5.2%
詳細: スーパー・マイクロ・コンピュータは、高性能コンピューティングやデータセンター向けサーバーを設計・製造する企業です。同社の株価は26日の1.7%下落に続き、27日も5.2%下落しました。今年の株価は13%上昇しており、AI需要で株価が一時上昇したものの、財務報告遅延と監査人辞任の影響で値を下げています。

エヌビディア (NVDA)

株価変動: -2.09%
詳細: エヌビディアはグラフィックスプロセッサ(GPU)の世界的メーカーで、AIやデータセンター向け技術でも革新を続けています。同社の株価は2%下落しましたが、今年に入り175%上昇しています。AI分野や地球規模AIモデル「Earth-2」の開発で注目を集めており、米国海洋大気庁(NOAA)などで採用されています。

ネットフリックス (NFLX)

株価変動: -1.80%
詳細: ネットフリックスは世界最大のストリーミングサービス提供企業であり、映画やドラマの制作にも力を入れています。クリスマス当日にNFL試合のライブ配信を成功させたものの、株価には織り込み済みとの見方が広がり、1.8%下落。今年に入り株価は86%上昇しています。

ランブル (RUM)

株価変動: -6.39%
詳細: ランブルは動画共有プラットフォームを運営しており、特に自由な言論を重視したサービスが特徴です。同社の株価は26日に28%急騰した後、27日には6.39%下落しました。今年の株価は231%上昇しています。テザー社からの7億7500万ドルの投資発表も大きな注目を集めました。

アメディシス (AMED)

株価変動: +4.67%
詳細: アメディシスはホスピスケアや在宅医療を提供する企業で、高齢化社会のニーズに応えるサービスを展開しています。同社はユナイテッドヘルスグループとの合併契約解除権を放棄することで合意し、27日に4.7%上昇しました。司法省による独占禁止法訴訟の解決が市場で期待されています。

リゲッティ・コンピューティング (RGTI)

株価変動: +10.62%
詳細: リゲッティ・コンピューティングは量子コンピューティング技術の開発を進める先端企業であり、次世代コンピューティング分野で注目されています。同社の株価は量子技術への期待から10.62%上昇し、17.08ドルを記録。今年に入って大きな注目を集めています。

ラム・ウェストン (LW)

株価変動: +2.63%
詳細: ラム・ウェストンは冷凍フライドポテトやその他ポテト製品を供給する食品メーカーです。同社は予想外の四半期損失を発表し、先週株価が23%下落しましたが、27日には2.6%上昇しました。新CEOのリーダーシップによる再建が期待されています。


*過去記事 株価変動

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