12月16日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

12月16日(月)の米国株式市場は、連邦準備制度理事会(FRB)の会合を控えながら、全体的に好調な動きを見せました。特にナスダック総合指数が過去最高値を更新し、市場全体の上昇基調を後押ししました。以下は、16日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

パランティア・テクノロジーズ (PLTR)

株価変動: -0.42%
詳細: パランティア・テクノロジーズは、データ分析ソフトウェアを提供する米国企業です。12月23日のナスダック100指数への新規追加が予定されており、注目が集まっています。しかし、この日は株価が0.4%下落しました。

マイクロストラテジー (MSTR)

株価変動: -0.04%
詳細: マイクロストラテジーは、ビジネスソフトウェアを提供する企業で、ビットコインの最大保有企業としても知られています。先週発表した15,350ビットコインの購入が話題となり、暗号資産市場の堅調な動きが追い風となっていますが、この日の株価は横ばいでした。

アクソン・エンタープライズ (AXON)

株価変動: +0.7%
詳細: アクソン・エンタープライズは、ボディカメラやTASERデバイスを開発する企業で、公共安全分野で需要が拡大しています。同社はナスダック100指数への新規追加が決定しており、この日は株価が0.7%上昇しました。

スーパー・マイクロ・コンピュータ (SMCI)

株価変動: -8.3%
詳細: スーパー・マイクロ・コンピュータはAIサーバーの設計と製造を手掛ける企業です。ナスダック100指数からの除外が発表されたことや、資金調達計画に関する報道が株価に影響を与え、この日は8.3%の下落となりました。
*関連記事「スーパーマイクロの株価下落、新たな資金調達計画が影響

ブロードコム (AVGO)

株価変動: +11.21%
詳細: ブロードコムは、半導体およびソフトウェアを提供するグローバル企業です。AI関連売上が前年比220%増加したことが好材料となり、時価総額が初めて1兆ドルを突破しました。この日は株価がさらに11.21%上昇しました。
*関連記事「12月だけで50%以上上昇!ブロードコムが魅せる『エヌビディアの瞬間』とは?

テスラ (TSLA)

株価変動: +6.14%
詳細: テスラは電気自動車(EV)を製造する世界的リーダー企業です。トランプ氏による規制緩和の可能性が報じられたことで株価が上昇し、さらにアナリストが目標株価を引き上げたことも投資家心理を支えています。

マイクロン・テクノロジー (MU)

株価変動: +5.6%
詳細: マイクロン・テクノロジーは、メモリーチップを製造する米国最大の企業です。決算報告を控え、市場は利益が予想を下回る可能性を指摘していますが、予想を下回った場合は買いの好機になるとの見方もあります。

コインベース・グローバル (COIN)

株価変動: +1.5%
詳細: コインベースは、暗号資産取引プラットフォームを提供する企業です。暗号資産市場全体の上昇に支えられ、株価が1.5%上昇しました。

ハネウェル・インターナショナル (HON)

株価変動: +3.7%
詳細: ハネウェル・インターナショナルは、多岐にわたる産業製品を提供する大手企業です。航空宇宙事業の分社化を検討していることが報じられ、株価は3.7%上昇しました。この動きはアクティビスト投資家の提案を受けたものです。

フォード・モーター (F)

株価変動: -3.9%
詳細: フォード・モーターは、米国を代表する自動車メーカーです。ジェフリーズ証券が目標株価を引き下げたことや、収益圧力への懸念が重なり、この日は株価が3.9%下落しました。

*過去記事 株価変動

最新情報をチェックしよう!
>

幸せな生活作りのための米国株投資。
老後資産形成のための試行錯誤の日々を報告していきます。
皆様の参考になれば幸いです。

CTR IMG