11月13日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

消費者物価指数(CPI)が10月に前年同月比で2.6%上昇し、エコノミストの予想通りの結果となったことから、11月13日(水)の米国市場はまちまちな動きを見せました。
以下は、13日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

テスラ (TSLA)

株価変動: +0.53%
詳細: テスラは、電気自動車(EV)やエネルギー製品を設計・製造するアメリカのテクノロジー企業です。株価は0.5%上昇しましたが、それまでの上げ幅を縮小しました。ドナルド・トランプ次期大統領が、同社CEOのイーロン・マスク氏を「政府効率化省」のトップに任命したと発表。マスク氏の多忙な役職が、テスラの経営にどのような影響を与えるかが注目されています。

リヴィアン・オートモーティブ (RIVN)

株価変動: +13.71%
詳細: リヴィアンは、電動ピックアップトラックやSUVなどの電気自動車を製造するアメリカの自動車メーカーです。フォルクスワーゲンが同社に最大58億ドルを投資する計画を発表したことを受け、株価が14%近く上昇しました。この提携により、両社は電気アーキテクチャとソフトウェアの開発を進める予定です。

スーパー・マイクロ・コンピュータ (SMCI)

株価変動: -6.31%
詳細: スーパー・マイクロ・コンピュータは、サーバーやストレージ製品、ハイパフォーマンスコンピューティングソリューションを提供する企業です。同社が四半期報告書10-Qの提出に遅れが生じると発表したことから株価が6.3%下落しました。この遅延が続くと、ナスダックからの上場廃止リスクが生じる可能性があります。
*関連記事「スーパーマイクロの上場維持は可能か?投資家が注目する11月16日の期限

スポティファイ・テクノロジー (SPOT)

株価変動: +11.44%
詳細: スポティファイは、音楽ストリーミングやポッドキャストサービスを提供する世界的な音楽プラットフォーム企業です。第3四半期の純利益が前年同期の6500万ユーロから3億ユーロに増加したと発表し、株価が11.44%上昇しました。月間アクティブユーザー数は6億4000万人となり、予想を上回る成長を記録しました。

ロケット・ラブUSA (RKLB)

株価変動: +28.44%
詳細: ロケット・ラブは、小型人工衛星の打ち上げを専門とするアメリカの宇宙ロケット企業です。第3四半期の売上高が1億500万ドルとなり予想を上回りました。第4四半期の売上高見通しも上方修正され、株価は28%急騰しました。
*関連記事「ロケット・ラブの株価が急騰!第3四半期の好調業績と未来への期待とは?

インスタカート (CART)

株価変動: -11%
詳細: インスタカートは、食料品や日用品のオンデマンド配達サービスを提供するアメリカのテクノロジー企業です。第3四半期の売上が予想を上回り、前年同期の損失から黒字転換しましたが、株価は11%下落しました。投資家は成長の持続可能性に懸念を示しています。

ナテラ (NTRA)

株価変動: +19%
詳細: ナテラは、遺伝子検査や出生前診断テストを提供するアメリカのバイオテクノロジー企業です。第3四半期の売上高が前年同期比64%増を記録し、損失も予想を上回る縮小を見せました。会計年度の売上高見通しも市場予想を上回り、株価が19%上昇しました。

サウンドハウンドAI (SOUN)

株価変動: -17%
詳細: サウンドハウンドAIは、人工知能を活用した音声認識技術を開発するアメリカのソフトウェア企業です。第3四半期の予測を上回る業績を発表しましたが、株価は17%下落。市場では収益の持続性や成長戦略への不安が残っています。

ストラタシス (SSYS)

株価変動: +21%
詳細: ストラタシスは、3Dプリンティング技術を提供するイスラエルとアメリカを拠点とする企業です。第3四半期の収益と売上高が予想を上回り、株価が21%上昇しました。

*過去記事 株価変動


最新情報をチェックしよう!
>

幸せな生活作りのための米国株投資。
老後資産形成のための試行錯誤の日々を報告していきます。
皆様の参考になれば幸いです。

CTR IMG