9月23日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

9月23日(月)の米国株式市場は小幅ながら上昇し、特に半導体メーカーやテクノロジー関連株に注目が集まりました。
以下は、23日に注目された銘柄とその詳細です。

インテル (INTC)
株価変動:+3.3%
詳細:インテルの株価は、アポロ・グローバル・マネジメントによる最大50億ドルの投資提案を受けて上昇。このニュースは、同業他社クアルコムの買収提案報道と相まって、半導体業界の注目を集めています。しかし、インテルは年初来で56%下落しており、依然として厳しい状況が続いています。インテルは先週、契約チップ製造事業を独立子会社化する計画を発表し、さらに1万5000人の人員削減や配当金の停止、予想を下回る第2四半期の収益など、悪いニュースが続いていました。

クアルコム (QCOM)
株価変動:-1.8%
詳細:ウォール・ストリート・ジャーナル紙による、クアルコムが経営難にあるライバルの半導体メーカー、インテルに買収提案を行ったとの報道を受け、株価が下落しました。

テスラ (TSLA)
株価変動:+4.9%
詳細:取引開始直後にテスラの株価は年初来プラスに転じました。バークレイズのアナリストは、第3四半期の納車台数が約47万台と予測しており、これは市場予測を上回る数字です。この発表がテスラ株を押し上げました。

マイクロソフト (MSFT)
株価変動:-0.4%
詳細:マイクロソフトの株価は0.4%下落し、433.51ドルとなりました。D.A.ダビッドソンが評価を「買い」から「中立」に引き下げたことが影響しています。AI分野での競争が激化し、マイクロソフトのプレミアム評価が低下しています。
*関連記事「マイクロソフトのAIリーダーシップに陰り?アナリストの最新評価と見通し

マイクロン・テクノロジー (MU)
株価変動:+2.9%
詳細:マイクロンの株価は四半期決算を控えて2.9%上昇しました。25日に発表予定の決算報告に対する期待が株価を押し上げています。

シエナ (CIEN)
株価変動:+5%
詳細:シエナの株価は、シティグループが「買い」評価に引き上げたことを受け、5%上昇しました。過剰在庫と通信業界の需要低迷が解消に向かっているとの分析が背景です。

ゼネラル・モーターズ (GM)
株価変動:-1.7%
詳細:GMの株価は1.7%下落し、48.04ドルとなりました。バーンスタインが評価を「アウトパフォーム」から「マーケットパフォーム」に引き下げたことが影響しています。

アップル (AAPL)
株価変動:-0.8%
詳細:アップルの株価は0.8%下落しました。iPhone 16が店頭に並びましたが、AI機能が搭載されていないことが一因と考えられます。

パランティア・テクノロジーズ (PLTR)
株価変動:+2%
詳細:パランティアの株価は2%上昇して37.95ドルとなりましたが、レイモンド・ジェームズ証券が「アウトパフォーム」から「マーケットパフォーム」に格下げしたことで、その影響が今後懸念されています。
*関連記事「パランティア株、S&P 500追加で急上昇!今後の投資戦略は?

*過去記事 株価変動

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