注目のマーベル・テクノロジー、第2四半期決算で予想を上回る業績を発表!

マーベル・テクノロジー(MRVL)は8月29日に第2四半期決算を発表しました。過去4回の決算報告では発表後に株価が下落しましたが、好業績により今回は異なりました。発表後の時間外取引で同社株は8%近く上昇しました。

売上高と利益見通しが市場予測を上回る

マーベル・テクノロジー社は、第3四半期の売上高を中間値で14億5000万ドルと予想しており、これはアナリストの予想である14億1000万ドルを上回るものです。また、1株当たり調整後利益の見通しも40セントとされ、こちらもファクトセット調べのコンセンサス予想である38セントを上回っています。この結果、同社の株価は投資家からの期待を集め、大幅に上昇しました。

データセンター市場の成長とAI製品の急成長

マーベルのマット・マーフィーCEOは、「来四半期にはエンタープライズネットワーキングとキャリア市場が成長に転じ、データセンター市場の成長はさらに加速する」との見通しを示しました。同社はすべての市場で連続的な成長を見込んでおり、特に営業レバレッジの大幅な増加が期待されています。

第2四半期の売上高は12億7000万ドルで、アナリスト予想の12億5000万ドルを上回りました。これは前年同期比で5%の減少ではあるものの、同社が持続的な成長を見込んでいることを反映しています。

AI関連製品の強い需要とデータセンターの売上急増

マーフィー氏は、特にAI関連製品に対する強い需要を挙げました。同社は「エレクトロオプティクス製品からの強い成長」を経験しており、AIカスタム製品が急速に成長し始めています。

データセンターの売上は前年比92%増の8億8100万ドルとなり、アナリスト予想(8億6500万ドル)を上回りました。他の事業部門では減少が見られたものの、消費者向け売上は大幅に、通信事業者向けインフラも小幅に改善しました。

投資家にとっての今後の注目ポイント

マーベル・テクノロジー社の業績は、AI関連製品の成長とデータセンター市場の拡大に支えられており、今後の成長が期待されています。投資家にとっては、同社がどのようにして他の市場でも成長を実現し、業績をさらに拡大していくかが注目されます。

特に、エンタープライズネットワーキングとキャリア市場における成長が実現されれば、株価のさらなる上昇も見込まれそうです。引き続き、同社の動向に注視することが重要です。

*過去記事「AIチップの需要爆発!2024年注目の半導体銘柄5選

最新情報をチェックしよう!
>

幸せな生活作りのための米国株投資。
老後資産形成のための試行錯誤の日々を報告していきます。
皆様の参考になれば幸いです。

CTR IMG